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山梨県北杜市の森のようちえんピッコロ スタッフと保護者のブログ


by 森のようちえんピッコロ
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『10.9花火』(パイナップルさんありがとう)

『10.9花火』(パイナップルさんありがとう)_a0192628_22442650.jpg

一日の保育が終わり
保育後
さぁ帰ろうかと ピッコロハウスから出てくると
年長のタッチャン、ハルくん
年中のシンタが、、
『10.9.8.7.6.5.4.3.2.1.!わぁ〜ワァワァ〜』
と、叫びながら
それは!それは!楽しそうに遊んでいた
何してるかなぁ?ジロジロ見ていたら
この写真の白い洋服の子が座ってる場所に
ワリト、、重い石を置き
年長のタッチャンや、ハルくんが
代わる代わるジャンプして
石を飛ばすのだ
『10.9.8.7.6.5.4.3.2.1.0!』
そう、その『0!』の掛け声の前
その石が飛ぶ瞬間に
逃げると言う遊び(笑)
名前は『10.9花火』と言うらしい(笑)
私は、それを見た瞬間
とっても!!面白そうだけど、、、
なんて、、恐ろしい、、、
注意するか
気を付けて!って言うか、、
でも、、楽しそうに遊んでるし
周りに子供は彼らしかいない、、
石は当たらないよね、、
でも、でも、、
えーどうしよう〜
迷ってる
その間に石は更に
二個三個と置かれ
えー、、え、え、え、、って思ってる間に
タッチャンが飛んだ!!
あっ!もう、、見なかった事にしようかと
思ったけど
見ちゃったし、、
一瞬でグルグル色々な思いが交差、、
そのうちに石はそれぞれに飛び散り
ハルくんもシンタも嬉しそうに
石とは反対方向に散る
大丈夫なんだぁ、、、
ホッとした
この子達は分かっていて
全て経験済み、計算ずくで
この遊びを見つけて
更に更に遊びこんでいるんだぁ
(感心 )
更に更に見ていたら
年長のタッチャン、ハルくんのどちらかが
飛ぶ役目をしている
年中のシンタは飛びたいけど
年長の上には自ら出て行かない
だけど楽しそうに10.9.8.7.〜!と掛け声をかけ、石が飛ぶ時に逃げる
それは それは楽しそう!!
段々遊びは進化し
ただ飛ぶのではなく
プラスチックの箱を二つ積み上げ
そこからジャンプすると言う方式に
私は またまた、、ドキドキ、、
そんな高い所から飛び下りた場合
あそこに置かれてる石は
どの位 向こうに飛ぶんだろう?
これって科学の世界、、、
あー~ん分からない、、、
どうしよう〜さすがに止めるべき、、?
どうしよ!どうしよ!どうしよう〜って
思っていたら
ハルくんが飛ぶ準備に入り
タッチャンとシンタが
『10.9.8.7.6.5.4.3.2.1!』掛け声はじまり
『0〜!』の瞬間
年少のかほちゃんが微妙な位置を
ルンルン🎶歩いてきた
『あぁ〜〜〜〜あぶない!』
ついに私は叫んで前に出て行ったと同時か早い位に
ハルくんは高い台から板に飛ばず
地面に着地した
板の上に飛ばなかったから
石は飛ばなかった
ハルくんは
かほちゃんがルンルン🎶来ていた事を
ジャンプしながら空中で気がついていた
言われなくても!
俺は分かってたよ!って顔をした
分かってる、、!
この子達凄い、、!
呆気にとられていたら
ずーと!ずーと!年長の2人しか飛ぶ役はできなかったのに
タッチャン『シンタもやって!』
シンタは突然のオファーに嬉しくて♡
ホイホイと台に登り
嬉しくて!嬉しくて!シッポを振ってる犬のよう、、
『10.9.8....』と掛け声が始まり
最後の『0!』近くに、、
微妙な位置に、ルンルン🎶かほちゃん登場 [
私は『あっ!!』つい声を上げてしまい
でも、彼らは分かっているからと、思っていたら、、、
年中のシンタは、、、なんと、、、
ルンルン🎶かほちゃんが居るのに、、、
板の上に飛び下りた、、、
石がボーンと飛び
タッチャン『かほちゃん どいて!』
私『かほちゃん〜あぶない!』
その時
ルンルン🎶かほちゃんのそばに石は落ちた
心臓が飛び出るかと思った
年長のタッチャンと、ハルくんは全て把握済みで遊んでるけど
年中のシンタはまだまだ、そこのレベルまで到達できてないのだ
そして年少のルンルン🎶かほちゃんは
シンタよりまだ、少し、足りてない様子だった、、
石が当たりそうだったけど
相変わらずのルンルン🎶かほちゃんで、、
(危険なんだけど、この子達のこの遊びを辞め!!って私は言えず、、とりあえず、かほちゃん危ないよって説明をシンタと、かほちゃんにはしたけど、、もう二度とシンタに飛ぶチャンスは回って来ませんでした(笑)
その後は、年長ハルくんが飛び
年長タッチャン
年中シンタ
年少かほちゃんが逃げる
だけど、、かほちゃんはやっぱり
ルンルン🎶かほちゃんで、、逃げが甘く
年長のタッチャンに
『かほちゃん!かほちゃん!ちゃんと逃げて!危ない!』
と注意されながら
それでもルンルン🎶かほちゃんだから
それでもルンルン🎶かほちゃんだから
『かほちゃん もう〜!あっち行って!』って言われながら(笑)
四人はしばらく とっても!
楽しく遊んでいた。

年長の凄さを見てしまった
こんなに面白い遊びを教えてくれて
こんなに頼りがいのある年長と過ごす事が出来て
年中、年少の彼らは幸せだ
声を上げて笑い合う中に何を見てきたんだろうか、、
年長が見せてくれた物すべてを
楽しかった時間を
悔しかった時間を
埋められない凄さを
全て背負って
一つ大きくなるんだなぁ
見えない宝物を
年長のパイナップル組から
沢山!沢山!貰った
年中のウサギ組
年少のオバケ組

パイナップル組さんが卒園してしまう
彼らが、居てくれた事が、、
ありがとう。
シンタ母
『10.9花火』(パイナップルさんありがとう)_a0192628_22594299.jpg

by mugihause | 2013-03-13 22:35 | ピッコロ保護者日誌