人気ブログランキング |

山梨県北杜市の森のようちえんピッコロ スタッフと保護者のブログ


by 森のようちえんピッコロ
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31

とうもろこし

先日、やえちゃん(年少)のお家で大切に育てているとうもろこしをいただいた
(とってもおいしかったです!!ありがとうございました)
茹でて、食べやすい大きさになってタッパーに入っている
それを見た子ども達
食べたい~とうれしそうにしている子と
「?」と考えている子がいる
どうしたのだろう?と思っていると
たっちゃん「足りないかもしれないから、残ったら食べる」
という
タッパーは透明でもないし、はっきり量がわからない
大人はどうかな?足りるのでは?と思っていた
そして配り始める

何かお家で持ってきた場合はその子が配ると、
なんとなくそうなっている(そうじゃない場合もあるが・・・)
やえちゃんがとうもろこしを持って配ることに
その後ろをあいちゃんが、とうもろこしが落ちないようフォローする
落ちそうなときは手で押さえたり、配っていない子はこっちだよとか
自主的に動く

座っている子の前まで配りに来てくれる
とうもろこしをもらった子は、おいしそうに食べる
しかし、こうようくん、ぜんちゃん、かいちゃん、たっちゃん、はるひとくん、
こやたくん、りょうせいくんは、とうもろこしを取らなかった
全員の所にまわり、タッパーを見てみると
残っている

先生「まだ残っているよ~」
と声をかけると
こうようくん、ぜんちゃん、はるひとくん、こやたくん、りょうせいくん、
とうもろこしをもらう
そこでとうもろこしは全部なくなってしまう
(本当だ~どうして量がわかるのだろう?)

先生「かいちゃん(年長)、たっちゃん(年長)いいの?」と聞くが
「いい」という
先生「本当は食べたいよね~?」と聞くと
首をかしげる
本当は食べたいはずなのに譲る
人のために譲る

そして本を読む
今日は特別、とうもろこしをいただきながら本を見る
読み終わっても、かほちゃん(年少)が手にもって食べていない
先生「どうして食べていないの?」
かほちゃん「たっちゃんにあげたいから食べない」
たっちゃんに食べてもらいたくて自分が食べずにとっておいたかほちゃん

たっちゃん「かほちゃんは小さいから食べてもらいたい」
かほちゃんは年少で小さいから、小さい子に譲ってあげたいたっちゃん
どちらの言葉も本物でお互いのことを想っている

2人に何度聞いても同じ答え
すると
あいちゃん「(たっちゃんに)せっかくだから食べてあげなよ」
かほちゃんよりたっちゃんの方が大きいから譲るということ
しかし
たっちゃん「小さいから食べてもらいたい」
小さい子が食べてほしい気持ち

あっくん(年長)「せっかくやえちゃん持ってきたから、、やえちゃんいやだ?」
やさしく聞くあっくん
やえちゃん「うん」
3歳児、話をよく聞いている
集中力がないと話がわからなくなる
あっくん「誰も食べないと捨てなくちゃいけないから食べた方がいいよ」
本当にそのとおり

しかし2人の考えは変わらない

先生「かほちゃん、たっちゃん受け取らないからかいちゃんにあげる?」
首をふる
そうではない
先生「ゆみこさんにあげる?」(かほちゃんのお母さん)
首をふる
これも違う

あいちゃん「たっちゃん大きいから食べなくちゃ」
さやとくん「年上だからがんばる」
ここはたっちゃんが大きいから譲って、がんばるということ
それでも動かない
かほちゃん「たっちゃんに食べてほしい」
あいちゃん「いい関係になるね~」
さやとくん「こい??」
あいちゃん「じゃ半分こ、しよう」
たっちゃん「ちょっとも食べたくない」
先生「持って帰る?」
たっちゃん首をふる
あっくん「残したらやえちゃんかなしいよ」

先生「たっちゃんじゃない人にあげる?」
かほちゃん「うん」
先生「かいちゃんにあげちゃう?」
かほちゃん「うん」
さっきはたっちゃんにあげたいから、かいちゃんにあげないだった
でもやえちゃんの気持ちを知り
自分の気持ちよりやえちゃんの気持ちをとった

先生「かいちゃんどうする?」
かいちゃんはかほちゃんの気持ち、やえちゃんの気持ちを考え
すぐ答えが出ない、すると、
かいちゃん「いただかない」
やっぱりもらうことはできない

先生「じゃ、ゆみこさん?」
かほちゃん「うん」
ゆみこさんに渡す
にこにこしながら座る
かほちゃんが譲った
たっちゃんの気持ちも、かいちゃんの気持ちも伝わり
やえちゃんの気持ちで動いた

ゆみこさんに渡した所を見て、
あいちゃん「恋になるね~」
その様子を見て、絆が深まる、関係が濃くなること
よくわかっている
その言葉がでるなんて~

そして、帰りの会が終わり
ゆみこさんの元へかほちゃんが来た
かほちゃん「ここを食べて」「ここももう少し」
なぜだろう?と見ていた
半分食べた所で
かほちゃん「かほ半分~♪」
といい、うれしそうに半分食べた
本当は食べたかったよね~

どうしてそんなに人のことを想うことができるのだろう?

スタッフ まなみ
by mugihause | 2012-09-06 01:30 | ピッコロスタッフ日誌