ぼうし【2日目】
2018年 06月 09日
帽子取ろう作戦を朝の会でしていた
おーちゃん:挑戦しよう!!
ものすごく張り切っている年長さん
朝の会が終わり、
子どもから「まなみさ~ん来て~」
と呼ばれる
ピッコロでは大人が主導していない
子「大人がいないと」
と言いながら一緒に小屋に入る
(大人の見えない所へは行かない。
子どもだけで何かあったときに
助けてもらうことができないということ)
そして、自主的に小屋に集まったのは
年長さんと
年少さんの、みーぼくんとこっちゃんとせいや
小屋の中に入るとすぐに
るいくん:ここに、たいちゃんいないとね
と、つぶやく
(上に上ってしまった帽子、
その取ってもらう人がその場にいないのは変。
ということ
取ってもらっているのに、
自分は遊んでいるのはちょっと違う
子どもが子どもを育てている、教えてくれている)
せいや:たいちゃん呼んでくる!
といい、張り切って呼びにいき
たいちゃんとせいやが小屋に入る
まず、年長さんは昨日と同じ方法のほうきで取ろうと頑張る
もう一度やってみる
ほうきで取りながら、
おーちゃん:まえ、とれなくてごめんね
と、たいちゃんに言う
なんて心の入っている言葉
そういう気持ちで取ってあげようとしている
そのすぐ隣で、年少のこっちゃんが帽子を上に投げて遊んでいる!!(笑)
おーちゃん:こっちゃん投げないで!!
こっちも気になるおーちゃん
同時に両方
忙しい
そんな中、
おーちゃん:いいこと考えた!まなみさん、持って~~持ち上げて~~
(体を持ち上げて欲しい)
私:おーちゃんの体を持ち上げる
おーちゃんの手には、ほうき
ほうきを動かす
手前では取れないので、
奥になるように角度を調整しながらやってみるが
取れない
当たりを見回し、、、
よっちゃん:イスある
といい、イス(高さ20㎝ほどの丸太)を持ってきて
ほうきで取ろうという作戦を思いつく
イスに乗り、頑張るよっちゃん
取れない
もう1個のイスを持ってきて積み重ねてみる
よっちゃん:誰か押さえてて~
というと、ささっとイスを押さえる子どもたち
今度は結構な高さ
ほうきを動かす
取れない
んー次どうしようかな~と考える子どもたち
これで取れなければ、また考えればいいだけ
私、ここまでできるかな、、、と本気で考える
すると、
外から:もう帰りの会だよ~~という声が聞こえる
その声を聞いて、外にでる子どもたち
子:明日も帽子やる!!
本っ当にあきらめない
もう全員、外に行ったかなと見てみると
まだ中に誰かいる
よく見ると、
ほうきで取ろうとしているみーぼくんがいた
ここにもあきらめない人がいた
【3日目】に続く
保育スタッフ まなみ