山梨県北杜市の森のようちえんピッコロ スタッフと保護者のブログ


by 森のようちえんピッコロ
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カテゴリ:ピッコロスタッフ日誌( 111 )

バケツがないときは

ピッコロで火をおこしている時
あっ!水がない!と気づき
あわててバケツを探しに行く子どもたち

穴の空いていないバケツが2個しかない(他は穴空き、涙)

とりあえず2個のバケツに水を入れた


他にはないかと探していていると、
おーちゃん:もう水いらないよ~~

水は十分だよ~と判断したおーちゃん(年長)

それを聞いたたおくん(年中)は、

あーちゃん(年中)とおままごとの道具が置いてある所へ行ってしまった


普通に見ると

あ~~、水は十分だし、遊びに行ったのね~と見える

でもでも、、、ここをよーく、よーーーく見ていると、、、


おままごとの鍋を持って

中に入っている泥を手ですくい出している

たくさん入っている泥を

どんどん出すたおくん、あーちゃん

泥を出し終えた鍋を持って水道の所へ行く2人

鍋は遊ぶために持ってきたのね

と、見える

でも、、、、、


水を入れた鍋を、防火用のバケツの横に置く

間違いない!

水の入れ物がないのでおままごとの鍋を探し出し

水を入れてなんとかした

何も無いときは、、、、を考えた!!!


これで終わりかと思っていると

まだ2人は探していた

誰かが遊んでいたドロドロ~にぬかるんでいる泥の中から

バケツを見つけ出し

またまた水道に持っていく

もう、ドロッドロのバケツ

水を入れる

ドロドロの水を流す


すると、2人はすぐにシンク下にある排水溝から用水路に出てくる所を

見ている

出てくる水がおもしろいのだろう

と、見える


バケツの水をためる

水がたまると流す

水が出てくる所を見ている

また、バケツの水をためる

また、水がたまると流す

また、水が出てくる所を見ている

を、繰り返している

その回数15回!

2人は行ったり来たりしている

(流し台から用水路に出てくる所まで5メートルぐらいある)



排水溝から水が出てくる所を見る場面はわりとある

でも、、、このタイミングで???

ん~~~???

バケツの中の水がきれいになったのを確認して

防火用のバケツの横に置く


どうして何度も用水路を見に行ったのか??気になる

そういうときは子どもに話を聞いてみる

私:どうして何回も見に行っていたの?

あーちゃん:ちゃんと流れているかな~って

たおくん:詰まっちゃうか見ていた

遊んでいるわけではなかった

泥水を流してちゃんと流れているか、

詰まっていないかなと見ていた

だから何度も何度も見ていた

大人の指示なし(全くなし)で子どもが自分で思い行動していた



もう1つ、どう思っていたか気になったので聞いてみる

私:おーちゃんが「もう水いらないよ~」と言っていてどう思ったの?

あーちゃん:バケツ2個じゃ足りないの解っていないな~と思った

自分より年上で色々できるし、かっこいいも憧れもある

そのおーちゃんが言っていることに負けない強さを持っていた

自分はそう思った

自分の考えで動いた


大人はじーーーーーーーっっと見ている時間が苦手だ

何か言いたくなってしまう

それが子どものためだと思っている

でもでも、日常の生活の中で

子どもは色々考えてやっている!

と思える日から子どもをみる角度が変わる

保育スタッフ まなみ

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by mugihause | 2018-09-18 23:24 | ピッコロスタッフ日誌

ぼうし【3日目】

【3日目】

この日も「たいちゃん(年少)の帽子を取る!!」

と、ものすごく張り切っている子ども達

何日もかけて他人のために動く

犠牲でもない
大人がやらせている訳でもない

やりたい気持ち

やってあげたい気持ち

どこから生まれるのだろうか


朝の会で、

「たいちゃんの帽子のこと今どう思っているか?」を聞く

おーちゃん(年長):ちょっとかんがえる

よっちゃん(年長):(みんなも)ちょっとてつだってね

せいや(年少):ぼうしとるのかんがえる

帽子をロフトの上にあげてしまったたいちゃんも

す~っと立ち上がり

たいちゃん:すきなぼうしは、とるばしょにある

という

好きな帽子は

今、手元にない、、、
そんな思いがたいちゃんの心にある

朝の会が終わり、

小屋に入り、また続きをする

よっちゃんは、丸太のイスを2個持ってきて重ね、
おーちゃんがイスの上に上ろうとした瞬間、

ふくちゃん(年中)、すももちゃん(年中)、
おーちゃんがずれてしまわないように

ささ~っと来て押さえる

この流れが自然すぎる

イスがずれると上に上った人が危ないな、を考えている

危ないから押さえますよ~など

大人の声は全くない

自分で考えているということ

大人はその場の安全を見ている

本当に危ないことは大人が入る

おーちゃん、るいくん(年長)がイスに上り、
ほうきで取ろうとするがなかなか取れない

その様子を見ていた

かずくん(年少):木がちかいから

と、つぶやく

ロフトの真下にイスを置いているので

ちょっと取りずらそうにしている、おーちゃん、るいくんの姿

そこを見ている~

そして急に

よっちゃん:これでできるかも

と、手には木の棒

よっちゃん:投げて(棒を)くるくるして取る

(棒を投げて回転させて取る!というイメージ)

今までにない「投げる」という作戦!

すると、

ふくちゃん(年中):ひも、そしたら投げてひもで取れる

私:どうしてひも?

ふくちゃん:棒なげたら(ロフトの上に)上がっちゃうな~って

ひもつけたら取れるな~って

棒にひも作戦!!

考えた~~!!!

すぐにひもを探す

みーぼくん(年少):このひもあるよ~

探したのは、ぬれたカッパをかけるために柱にくくりつけた細いひも

年長さんも、年中さんも、年少さんも

何かないかな~と探していた

その場をみんなで考えている

自分事だ

「いいね~」と、そのひもを大人がはずす

よっちゃんがそのひもを受け取り、ぼうにしばる

投げようとするよっちゃんの姿を見た

年長さん達:危ないよ~~どいて~

(投げた棒が当たるかも、、、、、)

この「~するかも」を考えられる子ども

想像力が育っている

よっちゃんが投げる

獲物を捕獲しようとするときみたいな真剣な顔

【1回目投げる】

棒は帽子のすぐ右横に上がる

帽子の右側にある棒をどうするだろうと

見ていると、ひもを左側に引く

棒も左に寄り帽子に近寄ったが

帽子を取ることはできなかった

【2回目投げる】

棒が上にあがる

今度は帽子の奥に棒がある

しーんとなる

ひもをゆっくりと引き寄せるよっちゃん、、、、、

帽子が落ちた!!

喜ぶ子どもたち、ジャンプしている

実際に取ったのはよっちゃん

でもみんな自分事として見ている

いろんな出来事が人任せではなく、自分だったらどうするかとか

どう思うのだろうかとか、そこは危ないよとか

次はどうしたらいいのか、などなど

色んな思いを持ったまま、

この先もそのまま大きくなっていってもらいたいと思う

そして、話しを聞く(棒を投げたよっちゃんに)

私:棒を投げる時、どう思っていたの?

よっちゃん:なげてゆ~っくりひっぱった、

そしたらぼうしにあたったから、とれるなとおもった

ものすごい映画を1本見終わった感じ

本当にすごかった~あきらめなかった

後日、たいちゃんに聞いてみる

私:あの時、帽子取ってくれたこと、どうだった?

たいちゃん:パインかっこいい

帽子を取ってくれたこと、

何度も何日にもかけてやってくれたこと、

あきらめなかったこと、

みんなが応援してくれたこと、

色々考えてくれたこと、

取れなくてごめんねと謝ってくれたこと、

その他、私が思いつかないような所

色々、いろいろ

たいちゃんの中に、また積もっていく

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保育スタッフ まなみ


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by mugihause | 2018-07-03 23:46 | ピッコロスタッフ日誌

ぼうし【2日目】

次の日、
帽子取ろう作戦を朝の会でしていた

おーちゃん:挑戦しよう!!

ものすごく張り切っている年長さん

朝の会が終わり、

子どもから「まなみさ~ん来て~」

と呼ばれる

ピッコロでは大人が主導していない

子「大人がいないと」
と言いながら一緒に小屋に入る

(大人の見えない所へは行かない。

子どもだけで何かあったときに
助けてもらうことができないということ)

そして、自主的に小屋に集まったのは

年長さんと

年少さんの、みーぼくんとこっちゃんとせいや


小屋の中に入るとすぐに
るいくん:ここに、たいちゃんいないとね

と、つぶやく
(上に上ってしまった帽子、

その取ってもらう人がその場にいないのは変。
ということ

取ってもらっているのに、
自分は遊んでいるのはちょっと違う

子どもが子どもを育てている、教えてくれている)


せいや:たいちゃん呼んでくる!
といい、張り切って呼びにいき

たいちゃんとせいやが小屋に入る

まず、年長さんは昨日と同じ方法のほうきで取ろうと頑張る

もう一度やってみる
ほうきで取りながら、

おーちゃん:まえ、とれなくてごめんね

と、たいちゃんに言う

なんて心の入っている言葉

そういう気持ちで取ってあげようとしている

そのすぐ隣で、年少のこっちゃんが帽子を上に投げて遊んでいる!!(笑)

おーちゃん:こっちゃん投げないで!!

こっちも気になるおーちゃん

同時に両方
忙しい



そんな中、

おーちゃん:いいこと考えた!まなみさん、持って~~持ち上げて~~

(体を持ち上げて欲しい)

私:おーちゃんの体を持ち上げる

おーちゃんの手には、ほうき

ほうきを動かす
手前では取れないので、
奥になるように角度を調整しながらやってみるが

取れない


当たりを見回し、、、

よっちゃん:イスある

といい、イス(高さ20㎝ほどの丸太)を持ってきて

ほうきで取ろうという作戦を思いつく

イスに乗り、頑張るよっちゃん

取れない

もう1個のイスを持ってきて積み重ねてみる

よっちゃん:誰か押さえてて~

というと、ささっとイスを押さえる子どもたち

今度は結構な高さ

ほうきを動かす

取れない

んー次どうしようかな~と考える子どもたち
これで取れなければ、また考えればいいだけ

私、ここまでできるかな、、、と本気で考える

すると、

外から:もう帰りの会だよ~~という声が聞こえる

その声を聞いて、外にでる子どもたち

子:明日も帽子やる!!
本っ当にあきらめない


もう全員、外に行ったかなと見てみると

まだ中に誰かいる

よく見ると、

ほうきで取ろうとしているみーぼくんがいた
ここにもあきらめない人がいた
【3日目】に続く

保育スタッフ まなみ 

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by mugihause | 2018-06-09 00:44 | ピッコロスタッフ日誌

ぼうし【1日目】

年少組のたいちゃん、帽子を上に投げていた
ロフトの上に乗る帽子

帽子を取ってあげようとする年長組さん
まず思いついたのが「ほうき」
長い柄のついたほうきを持ってくる

帽子を取ろうとほうきを動かす2人

なかなか取れない
ふと、後ろの壁にもたれかかっている

年長組のそうちゃんが目に入った
もたれかかるほど疲れちゃったのかなと見ていると
そうちゃん:もっと右だよ~。あ~いきすぎだよ~!
と言っている声が聞こえる
真下ではなく帽子が見えるところに移動して見ていた
ほうきでやっている人がわかるように全体を見ていた
子どもがどうしてそこにいるのか?
何かしているのかも?という目線
(初めはわからなかったな~もしかして、、、という目線)

帽子を取っている間
さきちゃん:きょうりゅうきたらいいのに
うさぎになってぴょんってとべばいいのにね~
みーぼ:かいだんつくればいい~
さきちゃん:いいことかんがえた!(めちゃくちゃいい顔)
のぼる!!

年少組さん同士、こんな会話をしている

人ごとにしていない、自分で色々考える子に育っている

年長組さんがやってくれているがなかなか取れない
せいや:がんばーれ!がんばーれ!と手をたたく
みんなも声を出す
がんばーれ、がんばーれ!
声がひびく

おーちゃん:たいちゃん、取れないと思うけどごめんね

と言いながらほうきで取ろうとする、おーちゃん

その横で、一生懸命ほうきの先を折り曲げているよっちゃん

ほうきの先を曲げて(熊手のような感じ)

帽子を下に落としやすくするためほうきの先を曲げる

そのほかにも、木の板を持ってきて下に置き、自分の背を高くする作戦

自分の背が高くなれば現場に近くなる→取りやすくなる、と考える

おーちゃん:いいこと考えた!もう1人の人とはさむ!といい

自分は右側に行き、もう1人ほうきを持っているよっちゃんが左側。

両側から中心に向かう作戦など

色々試してみたが、この日帽子は取れなかった

→【2日目】に続く

保育スタッフ まなみ

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by mugihause | 2018-05-29 23:24 | ピッコロスタッフ日誌

手の平ぐらいの石を、自分の体の前に投げて
足で蹴って遊んでいた年長組のよっちゃん、年中組のふくちゃん

石を蹴っている
一見、危ない遊びに見える

よーくよーく見ると、
前に石を投げる時にはもちろん誰もいないことを確認して、
人が来そうな時には投げる方向を変えている

よく周りが見えている
危ないことも予想できている

でも、ちょっと2人と話しをしたくて近くに行ってみると、、、
手に持っていたのは石ではなく、
木の根っこが削れている丸い木だった
しかも2人とも

どうして木にしているのか?
気になる

こう聞いてみる

私:どうして石じゃなくて木なの?(ちょっと変な質問:笑)

よっちゃん
「石は重たいでしょう、木は軽いでしょう。
石は重たいからよく飛ぶ。
たくさん飛ぶと今は近くに人がいないと思っていても、
急に人が来たりすると当たっちゃうでしょう」

なるほど~~~

私:今、石を蹴ったりして確認したんだ!?

よっちゃん
「やっていないよ」

私:やっていないのにわかるの?

よっちゃん
「わかるよ!」

ここではやっていないけど知っている
重たいほうが飛ぶということ

年少時代
森の坂道を歩きながら
松ぼっくりを転がしてみる
小石を転がす
枝も転がしてみる
葉っぱを投げる
色々色々やっている

そして、その色々積み重ねたパーツを組み立てたり、
どうなんなんだろうと考えたり、
また繰り返してやってみたりする年長さん
日々いろんな学びをしている

保育スタッフ まなみ
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by mugihause | 2018-05-01 23:45 | ピッコロスタッフ日誌

ぬれた長靴

水遊びしていたおばけ組のひのとくん(年少さん)
全身びっしょり~
お弁当を食べるので着替えをしていた
着替え終わり、長靴をはこうと足を入れるけど
すぐ足を引っ込めるひのとくん
長靴の中から泥水が出てくる
他の子はお弁当を食べるために部屋の中に入って準備している
その場にいるのは、おばけ組のかずくん(年少)と私
かずくんはず~っとその様子を見ている

長靴をはくことができないひのとくん、
「誰か洗ってきて~~~」
人に頼む作戦
できないときは人にお願いする、をしている
困ったときは誰かに言える子になってもらいたい

その場にいたかずくんに
私「洗ってきてあげる?」
と聞いてみた
(入ったばかりの年少さん、
まだ自分から進んで行動におこすということが難しいかなと判断し聞いてみた)
すると、片方の長靴を手にし(もう片方は私)
一緒に水道の所に行き洗って戻ってくる

ひのとくんの前にだまって長靴を置き、お弁当の準備に行くかずくん
その背中に
ひのとくん「ありがとう!」と大きな声でいい、長靴をはく
洗いたて
冷たい
すぐに長靴を脱ぐ
しばらくその長靴を見つめる
(この時間がたまらないのです、心が揺れ動く時間、
そしてこの時間が必要)

すると、なんと!!!
その冷たい洗いたての長靴に足を入れて歩き出すひのとくん!!!
洗いに行ってくれたこと
気持ちを寄せてくれたこと
色々ひのとくんの心の中に積もっていった
そうでなかったら、最初の長靴みたいにはかない選択だってできたはず
本当にすごい


そして、
お弁当を持って歩く姿が軽やかなかずくんの姿が見えた
近くに寄ってみると
かずくん「らん♪らん♪らん♪」
と口ずさんでスキップみたいにちょっと浮きながら歩いていた
うれしさがあふれていた

どうしてお弁当の準備していなかったのかを聞きたくなった
私「ひのとくん心配だった?」
うなづく、かずくん
やっぱり!!!
ただぼーっとしていたわけではなかった
(その場を見るとそう見えてしまう)
年少だからまだそんなこと考えているわけがない
まさか心配しているはずがない、、、などなど
決めつけて見ていると何も変わらない
まさか???と思いながら保育の場にいると、、、
自分が思いも寄らないことを考えている子どもにぶちあたる
考える(日々ふらふらです~)
保育が変わる
子どもを理解しようとすることが、
本当の子どもを知ることができるのかな

保育スタッフ まなみ
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by mugihause | 2018-04-26 00:04 | ピッコロスタッフ日誌

人のためになること

新学期。新入園児さんが入ってきた
今日は近くにある桜を見に行く日。桜の木の下でお弁当を食べる日


朝の会で「今日は桜を見に行きます」と伝える
パイン組さん(年長さん)がおばけ組(年少さん)の名前を言っていく
おばけ組さんがまだわからないので道路に出てしまう
道路にでると車にひかれてしまうから自分(パイン組)が手をつなぐということで決めている
「誰と誰が手をつなぎますよ~」というような大人の声かけは全くない
自分達で考えて自分達でペアをつくっていく


このとき、パイン組のよっちゃんはおばけ組のかずくんとせいやと手をつなぐことを決めた
この瞬間にかずくんとせいやと手をつなぐよっちゃん
他のメンバーもそれぞれ決めているが、
なかなか決まらないことに気付いたよっちゃん
うさぎ組のふくちゃんに
「(道路に)でないように見ていて!」と頼み、
ペアがなかなか決まらない話をどうすると考え始めた

頼まれたふくちゃんは
「(道路に)出ないんだよ、出ちゃだめだよ」と言い
両手を広げておばけ組の2人を守っていた


途中、イノシシよけの柵がある所を通る
自分の背の高さの2倍ぐらいの高さに柵の鍵があるのだけど、
柵をよじ登り鍵を開けたよっちゃん
柵を開けてみんなを柵の向こう側に行ってもらおうと柵を押さえていた

柵を押さえた瞬間、
かずくんとせいやに「待ってて!!」と言い
2人が向こう側に行かないようにしていた
柵を押さえながら2人を待たせていた
全員通り過ぎるのを確認して柵の鍵も閉める

歩きながらよっちゃんに
「どうして2人に待っててと言ったの?」と聞くと
「よっちゃんより先に行くと、道路に出ちゃうかもしれないでしょう、危ない」
というよっちゃん
柵を押さえた瞬間にそこまで想像していた

よっちゃんは、全員通り過ぎた瞬間に「あー楽しいな~~~」と
ものすごくいい顔で言った
2人の手をひきながら
足取り軽く歩く姿に
人の為にやることは楽しいことなのだと
改めて思った瞬間だった

保育スタッフ まなみ




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by mugihause | 2018-04-20 00:03 | ピッコロスタッフ日誌

12歳

市長選挙予定候補者の話しを聞く場があったので、長女を誘ってみた。
私「市長が変わることになって、3人市長やりますと出てきたので、選挙することになって、その人の話しを聞くことができるんだけど一緒に行く?」
はるな「行かない」
(私:そうだよね、部活もあって学校から帰ってきて疲れているしすぐには行かないよね)
と思っていたら、しばらくして
はるな「やっぱり行く」
ということで出かけた

話を聞き終えた帰り道
私「聞いてみてどうだった?」
はるな「よくわからなかった」
私「そうか~でも聞いていて自分だったらどの人にしようかなって思っていた?」
はるな「この人は○○って言っていたから、こうなってほしいからこの人がいいなって思っていたよ」
そんなこと考えていたんだ~
話しの途中で、わからないな~とつぶやいていたけど
話したことをメモしていた。比較もしていたんだな
やっぱり聞いてみないとわからない

私「最初行かないって言っていたのにどうして見に行くことにしたの?」
春奈「未来を見てみたかった」
私「みらい?」
春奈「この先、北杜市がどうなるのかなって」

今12歳
色々考えている

未来を見たい、、、か~
がんばるぞ~!!!


と、こないだフェイスブックに書いた
何よりよかったのは
はるなに声をかけてよかったということ
きっと行かないだろうな~と声をかけない選択をしていたら、、、
この言葉を聞けなかったし
はるなにとってこの時間は
この先に何か待っているかもしれない
何かが変わったかもしれない
私はあんまり(ほとんど)政治とか行政のこととか勉強不足すぎて説明ができない
でも、できることは
その選択を広げてあげることはできるのかなと

選挙の次の日、学校から選挙速報の新聞持ってきていた~

さてがんばりますか~

保育スタッフ&卒園保護者 まなみ
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by mugihause | 2016-11-18 00:23 | ピッコロスタッフ日誌
ピッコロで毎年この時期に行われているお祭り
保護者主催のピッコロ祭りがいよいよ明日になった
ピッコロに関わってくださった方みなさんに感謝を伝えるお祭り

そのお祭りにパイン組(年長)の子どもたちは
毎年お店を出している
去年は、ポップコーン屋さん
一昨年も、ポップコーン屋さん

今年はパイン組の人数が多いので2つお店を出すことに
男子(7人)と女子(6人)に分かれて話し合いをした結果
男子:水鉄砲屋さん(射的)
女子:かき氷屋さん

毎年何にするか話し合いをしていたけど
憧れもあって
ポップコーン屋さんに決まっていった
パイン組になったらポップコーン屋さん~

今年のパイン組はちょっと違う
いつもポップコーンで同じだから
お客さん違うのがいいかなと思って
と、違うものをやることに決めた
自分達がやりたいことではなく、
お客さんのことを考えていた
楽しんでもらえるようにを考えていた


男子:水鉄砲で商品(景品)に打ち当ったその物がもらえるというお店
私「その物はどうする?」
パイン男子「俺たち作れるから作る!!!」
自信満々!
準備をする姿を見ていると
走る!!!
とにかく軍手を持ってくる、木を持ってくるだけで走る!!!
勢いだらけ!
木片で飛行機、車、虫かご、剣などをどんどん作る
よく見ると
釘が打ってある裏を見てみると
釘の先がまっすぐそのまま出ているのではなく
横に折れている
どの商品も同じように折れている
私「どうしてこうしているの?」
あーくん「赤ちゃんが危なくないように」

どんどん作れるし勢いがあるけど、
使う人のことを考えて作っているパイン男子



女子:かき氷屋さん
かき氷を入れるものを何にするか考えたパイン女子
牛乳パックというアイデアが出る
そこに折り紙で飾りをつけていく
私「どうして飾りをつけているの?」
みらいちゃん「かわいくしているの」
私「どうしてかわいくしているの?」
みらいちゃん「だってかわいくしたら客さん喜ぶでしょう」

お客さんに喜んでもらいたくて
色々工夫し考えて作っているパイン女子


屋台も出来上がり、看板も自分達で作ってきた


今日の朝の会で「お祭りの気持ち」を聞いた
パイン組みんな「緊張している~」という
何に緊張しているかをさらに聞く

あおいくん「お金もらうこと」
らーちゃん「案内すること」
はるちゃん「遅くならないように」(かき氷を削ることが)
こはくくん「お金もらうこと」
ゆい「何円とか言うこと」
いしんくん「案内すること」
たおくん「もうやってないか緊張する」
しゅうへいくん「あげるの緊張する」
すばるくん「水汲むのが」
あーくん「水売り切れて運んだり入れたりすること」
しーちゃん「遅れたりすること」
みらいちゃん「力で持たないと」(かき氷機が動かないように押さえる)


さて、明日はどんな1日になるかな
どんな顔しているかな


お客さんのことを考えて準備したお店
お楽しみに~♪

今のピッコロがあるのは周りのみなさんのおかげです
気持ちを込めて準備したピッコロ祭り
ぜひ来てくださいね~


保育スタッフ まなみ

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by mugihause | 2016-10-22 01:18 | ピッコロスタッフ日誌

なみだ

小学校の運動会がやってきた
来年小学校にあがる年長さん
走って宝を拾うという個人競技に出る年長のゆい
小学生のリレーや綱引き、ダンスなどが次つぎ終わっていく

小学校の先生の声かけがあり
来年小学生になる子たちが集まり、
すぐ走れるように4つの組に分けてくれた

ゆいを見ると、
左手には、時にはけんかもするけど仲良しの女の子と手をつなぎ、
もう片方の手には、同じようちえんのあみちゃんと手をつないで
同じ列に並んでいた
先頭に高学年の子がくまの絵を持って
「この列はくまです、ついてきてね」
という風にいってくれていた
(他に3種類の動物のチームがある)

それぞれ同じ人数にするために小学校の先生が
「誰かくまさんからパンダさんに移ってくれる人いるかな」
と、声をかけた

しーんとなる
誰も動かなかったので
もう一度先生が
「誰か移ってくれる人いないかな」
というと
くまさんの並びにいた子が静かに手をあげた
その子が譲ってくれたので
先生はその子をパンダさんの所につれて行き並んで入場した


その様子を見ていて
ゆいはこれをどう思っていたのだろうかと思い家に帰って聞いてみた
ゆい「(パンダに)行ってあげたかったけど、手をつないでいたから、、、」
私「手をつないでいたもんね」
ゆい「(仲良しの女の子の名)はゆいにくっついてくっついていたし、
あみちゃんはさみしそうだったからつないだ。
ゆいがいないとだめだった。ゆいが行くと2人もついてきちゃうでしょう」

そんなことを考えていた!!??
私は「譲ってあげるよ」でも、
「譲りたくない」でも、
自分の気持ちなのでどっちでもいいかと思っていた
でもそのどちらかではなく、
先生が困っているのはわかるけど、
自分を頼りにしている友達をおいていけないな~と思っていた
はぁ~
やっぱり聞いてみないとわからない



走り終わって私の所に来ると顔を私の足にうずめるゆい
どんな顔しているのか見たくて引きはがそうとするけど力強くくっついている
???
想像していたのと違う
宝もらった~~やった~~じゃない、なんだろう?

人がたくさん周りにいたのでその場にいるのもじゃまになってしまうので
足にくっついたゆいごとずりずり移動していると
「あみちゃんの所に行ってくる」と急に走り出して行ってしまった
何事もなかったように遊んでいる

その場で聞けなかったので家に帰り、ゆいにこのことを聞いてみた
私「走り終わってどうだった?足にくっついていたけど」
ゆい「涙が出ていたんだよ~」
私「え?」
ゆい「緊張した~~~」

あの場で涙が出ていた!
その顔を見られたくなくて顔をうずめていた
(年長なんだなぁ)
なんとかしなくちゃと緊張していたのが終わってほっとした
ほっとしたら涙がでた
それだけ背負っていたってことかな

やっぱり、やっぱり子どもに聞いてみないとわからない

保育スタッフ&保護者 まな
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by mugihause | 2016-09-21 01:19 | ピッコロスタッフ日誌