山梨県北杜市の森のようちえんピッコロ スタッフと保護者のブログ


by 森のようちえんピッコロ
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カテゴリ:ピッコロスタッフ日誌( 107 )

手の平ぐらいの石を、自分の体の前に投げて
足で蹴って遊んでいた年長組のよっちゃん、年中組のふくちゃん

石を蹴っている
一見、危ない遊びに見える

よーくよーく見ると、
前に石を投げる時にはもちろん誰もいないことを確認して、
人が来そうな時には投げる方向を変えている

よく周りが見えている
危ないことも予想できている

でも、ちょっと2人と話しをしたくて近くに行ってみると、、、
手に持っていたのは石ではなく、
木の根っこが削れている丸い木だった
しかも2人とも

どうして木にしているのか?
気になる

こう聞いてみる

私:どうして石じゃなくて木なの?(ちょっと変な質問:笑)

よっちゃん
「石は重たいでしょう、木は軽いでしょう。
石は重たいからよく飛ぶ。
たくさん飛ぶと今は近くに人がいないと思っていても、
急に人が来たりすると当たっちゃうでしょう」

なるほど~~~

私:今、石を蹴ったりして確認したんだ!?

よっちゃん
「やっていないよ」

私:やっていないのにわかるの?

よっちゃん
「わかるよ!」

ここではやっていないけど知っている
重たいほうが飛ぶということ

年少時代
森の坂道を歩きながら
松ぼっくりを転がしてみる
小石を転がす
枝も転がしてみる
葉っぱを投げる
色々色々やっている

そして、その色々積み重ねたパーツを組み立てたり、
どうなんなんだろうと考えたり、
また繰り返してやってみたりする年長さん
日々いろんな学びをしている

保育スタッフ まなみ
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by mugihause | 2018-05-01 23:45 | ピッコロスタッフ日誌

ぬれた長靴

水遊びしていたおばけ組のひのとくん(年少さん)
全身びっしょり~
お弁当を食べるので着替えをしていた
着替え終わり、長靴をはこうと足を入れるけど
すぐ足を引っ込めるひのとくん
長靴の中から泥水が出てくる
他の子はお弁当を食べるために部屋の中に入って準備している
その場にいるのは、おばけ組のかずくん(年少)と私
かずくんはず~っとその様子を見ている

長靴をはくことができないひのとくん、
「誰か洗ってきて~~~」
人に頼む作戦
できないときは人にお願いする、をしている
困ったときは誰かに言える子になってもらいたい

その場にいたかずくんに
私「洗ってきてあげる?」
と聞いてみた
(入ったばかりの年少さん、
まだ自分から進んで行動におこすということが難しいかなと判断し聞いてみた)
すると、片方の長靴を手にし(もう片方は私)
一緒に水道の所に行き洗って戻ってくる

ひのとくんの前にだまって長靴を置き、お弁当の準備に行くかずくん
その背中に
ひのとくん「ありがとう!」と大きな声でいい、長靴をはく
洗いたて
冷たい
すぐに長靴を脱ぐ
しばらくその長靴を見つめる
(この時間がたまらないのです、心が揺れ動く時間、
そしてこの時間が必要)

すると、なんと!!!
その冷たい洗いたての長靴に足を入れて歩き出すひのとくん!!!
洗いに行ってくれたこと
気持ちを寄せてくれたこと
色々ひのとくんの心の中に積もっていった
そうでなかったら、最初の長靴みたいにはかない選択だってできたはず
本当にすごい


そして、
お弁当を持って歩く姿が軽やかなかずくんの姿が見えた
近くに寄ってみると
かずくん「らん♪らん♪らん♪」
と口ずさんでスキップみたいにちょっと浮きながら歩いていた
うれしさがあふれていた

どうしてお弁当の準備していなかったのかを聞きたくなった
私「ひのとくん心配だった?」
うなづく、かずくん
やっぱり!!!
ただぼーっとしていたわけではなかった
(その場を見るとそう見えてしまう)
年少だからまだそんなこと考えているわけがない
まさか心配しているはずがない、、、などなど
決めつけて見ていると何も変わらない
まさか???と思いながら保育の場にいると、、、
自分が思いも寄らないことを考えている子どもにぶちあたる
考える(日々ふらふらです~)
保育が変わる
子どもを理解しようとすることが、
本当の子どもを知ることができるのかな

保育スタッフ まなみ
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by mugihause | 2018-04-26 00:04 | ピッコロスタッフ日誌

人のためになること

新学期。新入園児さんが入ってきた
今日は近くにある桜を見に行く日。桜の木の下でお弁当を食べる日


朝の会で「今日は桜を見に行きます」と伝える
パイン組さん(年長さん)がおばけ組(年少さん)の名前を言っていく
おばけ組さんがまだわからないので道路に出てしまう
道路にでると車にひかれてしまうから自分(パイン組)が手をつなぐということで決めている
「誰と誰が手をつなぎますよ~」というような大人の声かけは全くない
自分達で考えて自分達でペアをつくっていく


このとき、パイン組のよっちゃんはおばけ組のかずくんとせいやと手をつなぐことを決めた
この瞬間にかずくんとせいやと手をつなぐよっちゃん
他のメンバーもそれぞれ決めているが、
なかなか決まらないことに気付いたよっちゃん
うさぎ組のふくちゃんに
「(道路に)でないように見ていて!」と頼み、
ペアがなかなか決まらない話をどうすると考え始めた

頼まれたふくちゃんは
「(道路に)出ないんだよ、出ちゃだめだよ」と言い
両手を広げておばけ組の2人を守っていた


途中、イノシシよけの柵がある所を通る
自分の背の高さの2倍ぐらいの高さに柵の鍵があるのだけど、
柵をよじ登り鍵を開けたよっちゃん
柵を開けてみんなを柵の向こう側に行ってもらおうと柵を押さえていた

柵を押さえた瞬間、
かずくんとせいやに「待ってて!!」と言い
2人が向こう側に行かないようにしていた
柵を押さえながら2人を待たせていた
全員通り過ぎるのを確認して柵の鍵も閉める

歩きながらよっちゃんに
「どうして2人に待っててと言ったの?」と聞くと
「よっちゃんより先に行くと、道路に出ちゃうかもしれないでしょう、危ない」
というよっちゃん
柵を押さえた瞬間にそこまで想像していた

よっちゃんは、全員通り過ぎた瞬間に「あー楽しいな~~~」と
ものすごくいい顔で言った
2人の手をひきながら
足取り軽く歩く姿に
人の為にやることは楽しいことなのだと
改めて思った瞬間だった

保育スタッフ まなみ




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by mugihause | 2018-04-20 00:03 | ピッコロスタッフ日誌

12歳

市長選挙予定候補者の話しを聞く場があったので、長女を誘ってみた。
私「市長が変わることになって、3人市長やりますと出てきたので、選挙することになって、その人の話しを聞くことができるんだけど一緒に行く?」
はるな「行かない」
(私:そうだよね、部活もあって学校から帰ってきて疲れているしすぐには行かないよね)
と思っていたら、しばらくして
はるな「やっぱり行く」
ということで出かけた

話を聞き終えた帰り道
私「聞いてみてどうだった?」
はるな「よくわからなかった」
私「そうか~でも聞いていて自分だったらどの人にしようかなって思っていた?」
はるな「この人は○○って言っていたから、こうなってほしいからこの人がいいなって思っていたよ」
そんなこと考えていたんだ~
話しの途中で、わからないな~とつぶやいていたけど
話したことをメモしていた。比較もしていたんだな
やっぱり聞いてみないとわからない

私「最初行かないって言っていたのにどうして見に行くことにしたの?」
春奈「未来を見てみたかった」
私「みらい?」
春奈「この先、北杜市がどうなるのかなって」

今12歳
色々考えている

未来を見たい、、、か~
がんばるぞ~!!!


と、こないだフェイスブックに書いた
何よりよかったのは
はるなに声をかけてよかったということ
きっと行かないだろうな~と声をかけない選択をしていたら、、、
この言葉を聞けなかったし
はるなにとってこの時間は
この先に何か待っているかもしれない
何かが変わったかもしれない
私はあんまり(ほとんど)政治とか行政のこととか勉強不足すぎて説明ができない
でも、できることは
その選択を広げてあげることはできるのかなと

選挙の次の日、学校から選挙速報の新聞持ってきていた~

さてがんばりますか~

保育スタッフ&卒園保護者 まなみ
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by mugihause | 2016-11-18 00:23 | ピッコロスタッフ日誌
ピッコロで毎年この時期に行われているお祭り
保護者主催のピッコロ祭りがいよいよ明日になった
ピッコロに関わってくださった方みなさんに感謝を伝えるお祭り

そのお祭りにパイン組(年長)の子どもたちは
毎年お店を出している
去年は、ポップコーン屋さん
一昨年も、ポップコーン屋さん

今年はパイン組の人数が多いので2つお店を出すことに
男子(7人)と女子(6人)に分かれて話し合いをした結果
男子:水鉄砲屋さん(射的)
女子:かき氷屋さん

毎年何にするか話し合いをしていたけど
憧れもあって
ポップコーン屋さんに決まっていった
パイン組になったらポップコーン屋さん~

今年のパイン組はちょっと違う
いつもポップコーンで同じだから
お客さん違うのがいいかなと思って
と、違うものをやることに決めた
自分達がやりたいことではなく、
お客さんのことを考えていた
楽しんでもらえるようにを考えていた


男子:水鉄砲で商品(景品)に打ち当ったその物がもらえるというお店
私「その物はどうする?」
パイン男子「俺たち作れるから作る!!!」
自信満々!
準備をする姿を見ていると
走る!!!
とにかく軍手を持ってくる、木を持ってくるだけで走る!!!
勢いだらけ!
木片で飛行機、車、虫かご、剣などをどんどん作る
よく見ると
釘が打ってある裏を見てみると
釘の先がまっすぐそのまま出ているのではなく
横に折れている
どの商品も同じように折れている
私「どうしてこうしているの?」
あーくん「赤ちゃんが危なくないように」

どんどん作れるし勢いがあるけど、
使う人のことを考えて作っているパイン男子



女子:かき氷屋さん
かき氷を入れるものを何にするか考えたパイン女子
牛乳パックというアイデアが出る
そこに折り紙で飾りをつけていく
私「どうして飾りをつけているの?」
みらいちゃん「かわいくしているの」
私「どうしてかわいくしているの?」
みらいちゃん「だってかわいくしたら客さん喜ぶでしょう」

お客さんに喜んでもらいたくて
色々工夫し考えて作っているパイン女子


屋台も出来上がり、看板も自分達で作ってきた


今日の朝の会で「お祭りの気持ち」を聞いた
パイン組みんな「緊張している~」という
何に緊張しているかをさらに聞く

あおいくん「お金もらうこと」
らーちゃん「案内すること」
はるちゃん「遅くならないように」(かき氷を削ることが)
こはくくん「お金もらうこと」
ゆい「何円とか言うこと」
いしんくん「案内すること」
たおくん「もうやってないか緊張する」
しゅうへいくん「あげるの緊張する」
すばるくん「水汲むのが」
あーくん「水売り切れて運んだり入れたりすること」
しーちゃん「遅れたりすること」
みらいちゃん「力で持たないと」(かき氷機が動かないように押さえる)


さて、明日はどんな1日になるかな
どんな顔しているかな


お客さんのことを考えて準備したお店
お楽しみに~♪

今のピッコロがあるのは周りのみなさんのおかげです
気持ちを込めて準備したピッコロ祭り
ぜひ来てくださいね~


保育スタッフ まなみ

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by mugihause | 2016-10-22 01:18 | ピッコロスタッフ日誌

なみだ

小学校の運動会がやってきた
来年小学校にあがる年長さん
走って宝を拾うという個人競技に出る年長のゆい
小学生のリレーや綱引き、ダンスなどが次つぎ終わっていく

小学校の先生の声かけがあり
来年小学生になる子たちが集まり、
すぐ走れるように4つの組に分けてくれた

ゆいを見ると、
左手には、時にはけんかもするけど仲良しの女の子と手をつなぎ、
もう片方の手には、同じようちえんのあみちゃんと手をつないで
同じ列に並んでいた
先頭に高学年の子がくまの絵を持って
「この列はくまです、ついてきてね」
という風にいってくれていた
(他に3種類の動物のチームがある)

それぞれ同じ人数にするために小学校の先生が
「誰かくまさんからパンダさんに移ってくれる人いるかな」
と、声をかけた

しーんとなる
誰も動かなかったので
もう一度先生が
「誰か移ってくれる人いないかな」
というと
くまさんの並びにいた子が静かに手をあげた
その子が譲ってくれたので
先生はその子をパンダさんの所につれて行き並んで入場した


その様子を見ていて
ゆいはこれをどう思っていたのだろうかと思い家に帰って聞いてみた
ゆい「(パンダに)行ってあげたかったけど、手をつないでいたから、、、」
私「手をつないでいたもんね」
ゆい「(仲良しの女の子の名)はゆいにくっついてくっついていたし、
あみちゃんはさみしそうだったからつないだ。
ゆいがいないとだめだった。ゆいが行くと2人もついてきちゃうでしょう」

そんなことを考えていた!!??
私は「譲ってあげるよ」でも、
「譲りたくない」でも、
自分の気持ちなのでどっちでもいいかと思っていた
でもそのどちらかではなく、
先生が困っているのはわかるけど、
自分を頼りにしている友達をおいていけないな~と思っていた
はぁ~
やっぱり聞いてみないとわからない



走り終わって私の所に来ると顔を私の足にうずめるゆい
どんな顔しているのか見たくて引きはがそうとするけど力強くくっついている
???
想像していたのと違う
宝もらった~~やった~~じゃない、なんだろう?

人がたくさん周りにいたのでその場にいるのもじゃまになってしまうので
足にくっついたゆいごとずりずり移動していると
「あみちゃんの所に行ってくる」と急に走り出して行ってしまった
何事もなかったように遊んでいる

その場で聞けなかったので家に帰り、ゆいにこのことを聞いてみた
私「走り終わってどうだった?足にくっついていたけど」
ゆい「涙が出ていたんだよ~」
私「え?」
ゆい「緊張した~~~」

あの場で涙が出ていた!
その顔を見られたくなくて顔をうずめていた
(年長なんだなぁ)
なんとかしなくちゃと緊張していたのが終わってほっとした
ほっとしたら涙がでた
それだけ背負っていたってことかな

やっぱり、やっぱり子どもに聞いてみないとわからない

保育スタッフ&保護者 まな
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by mugihause | 2016-09-21 01:19 | ピッコロスタッフ日誌

♪なべなべそこぬけ

♪なべなべそこぬけ~そこがぬけたらかえりましょう♪
というわらべ歌
森の中で何人かの女の子(年長さん、年中さん)たちが
ものすごく楽しそうに手をつなぎ歌いながら
何度も何度もひっくり返っている

このわらべ歌
歌の途中で手を離さずひっくり返り
外側を向いて背中合わせになるという遊び

おばけ組のあっくん、たくちゃんがその様子をずっと見ていた
一緒にやってみる?と積極的に輪の中に入れてあげたくなる
でも顔がもうすでにみんなと一緒にやっている感じがした

ものすごくいい時間な感じがしたので
何もしなくてもいいかとも思ったが
あっくんとたくちゃんの手をとり
向かい合わせに手をつながせて歌を歌ってみた

♪なべなべそこぬけ~そこがぬけたらかえりましょう♪
なんと!かえりましょう~と言ったとたん
あっくんが手を離し、くるんとひっくり返って後ろを向いた!!!
(たくちゃんの目の前にあっくんが同じ方をみて立つ)
見ていた女子は
「手は離さないんだよ~」とやさしく教えてあげるが
何度やっても手を離すあっくん、たくちゃん

たくちゃんは
「できない~」と手を横にふり後ろに下がる

すると、うさぎ組のあみちゃんが「できるよ~」といいながら
あっくんの手をにぎる

まさか~と思いながら歌ってみる
♪なべなべそこぬけ~そこがぬけたらかえりましょう♪
なんと!手が離れずひっくり返ることができた!!!
あみちゃんは手が離れないようにぎゅっとにぎっていたが、
体がひっくり返る時、
あっくんが回りやすいように
自分の手を伸ばして回っていたあみちゃん

できた瞬間、あっくんはものすごいにっこにこ顔でへへっと笑う
見ていた女子は「できたね~」と言いながら
拍手してあっくんに抱きつき一緒に喜ぶ
(こんなに喜ぶ子っている?)

その様子をみていた、たくちゃん
(たくちゃんのすごい所は、その場を離れずみていたということ、
しかも年少さん)
急に年長さんのひろちゃんがたくちゃんと手をつなぎ
なべなべそこぬけをやってみた
(もちろんひろちゃんは手が離れないようにしっかりにぎっている)

♪なべなべそこぬけ~そこがぬけたらかえりましょう♪
くるんと回る
「できた~!!」と喜ぶたくちゃん
さらに「いえーい」と親指を立てるたくちゃん
またまたみんなでくっついて喜ぶ

すると急にひろちゃんが
「あきらめないってことだよ」とぼそっと言う

たくちゃんが「できない」と言った瞬間に
「あきらめないってこと」と言ってもいいはず
でも実際にやってみせたひろちゃん

日々子どもは子ども達から学んでいる



保育スタッフ まなみ
 
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by mugihause | 2015-09-02 23:40 | ピッコロスタッフ日誌

おかあさんになる

新入園の子がお母さんと離れて1日を過ごす
この日は初預かりのあっくん
朝、普通にお母さんを見送っていた

自由遊びの時にブランコに乗りたかった
でも他の子が乗っていたこともあり
乗ることができないままお弁当の時間になってしまった
乗れなかったことで泣いていた
そしてお母さんに会いたくなってしまったあっくん

周りの子が動く
どうしたらいいのか
抱っこしてお弁当の所まで連れて行ってあげる
お弁当を持ってきてあげる
シートを広げてお弁当を食べやすいように出してあげる
すぐ食べられるように手も拭いてあげる
それでも泣きやまない

やっぱりお母さんがいい

パイナップル組(年長)の女子数名が
一旦お母さんの所に連れて行ってあげようと提案
(お母さんは建物の中でミーティング中)
手をひいて連れて行ってあげる

しかしなかなか戻ってこない
やっと戻ってきたと思ったらお母さんも一緒に来てくれた
でもお母さんはミーティングがあるのでまた戻る
よけい泣くあっくん

パイナップル女子にどうだった?と聞くと
「失敗だった」
という
お母さんの顔をみたら落ち着くだろうというアイデアは違っていたという
(ここで保育者はわざと失敗させるということ)
この方法は違っていた
じゃどうする?って考えられるように

ここで急に雨が降ってきて
ビニールハウスに移動する
すると少し落ち着いてきたので
水筒を持ち
「中身は何かな~」と言ってみると
水筒の水を飲む

そして「どんなお弁当かな~」と
お弁当を開けてみていたら
急にたくちゃんが
「お母さんがいいよね~」
とあっくんに言う
(今までの流れ全部見ていたということ)

そして、これまた急に
「おかあさんになってあげるよ」
といい
ソーセージをフォークに刺し
あっくんの口に運ぶ

あっくん食べる

この日、実はたくちゃんも初預かり
きっとたくちゃん自身もお母さんに会いたくてたまらなかったはず
その気持ちがわかる

だからおかあさんになってあげるよ

自分がつらいときに
目の前につらい人がいたら何かしてあげられるだろうか

あっくんのその日のお弁当
何も残っていなかった



保育スタッフ まなみ
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by mugihause | 2015-05-09 23:14 | ピッコロスタッフ日誌

言えるとき2

今日は、昨日自分でこねたパンを焼く日
そのパン生地を自分でどこに置いたらいいかを考え
その考えた所で生地を1晩寝かせた
朝の会で「パン生地をどこに置いたかな?」
を聞いていく

パイナップル組(年長)から、その場で立って言っていく
りょうせいくん、立っているがなかなか言えない
(ピッコロでは自分で自分のスイッチを押すということをやっている
大人が先回りをしたりしない、言える時をまっている)
さて昨日みんなの前で言ったまきくん、今日は?

まきくん下を向き、丸太の椅子に空気いす状態で
腰が浮いている
自分でなかなか立てない
立つということは勇気がいる
自信もいる

みんな「りょうせい~がんばれ~」
「まき~がんばれ~」
ふゆめちゃん「りょうせい、がんばって♪」
かわいい声で声援

するとりょうせいくん言う
声援が届いた~
まきくん、その間も椅子から腰が5センチほど浮いている

先生「まきくんパン生地どうしたの?」
と、聞くが下を向いたまま何も答えない
先生「みんなの顔みてごらん」
ちらっとみんなの顔を見るまきくん

するとパイナップルが動く
わこちゃん「立たせればいい」
やえちゃん、こうだいくんもまきくんのそばにいく
わこちゃんが後ろから立たせると
自分でぐにゃりとしながらも立つまきくん
今まで何度も立たせようとしていたけど、立たなかった
今日は自分で立つ
今日は何か違う!

「どこに置いたの?」
寄り添い聞いてあげるわこちゃん
先生「でも自分で言っていないよね」
(もうその段階ではないということ)

ひろのちゃん(年中)「せっかくだから応援しようか」
こうだいくん「でもうるさく(大きい声で)するとまきの声が聞こえないかも」
音をたてないように拍手で応援
(声を出さないように「がんば~れ」「がんば~れ」)
みんなの気持ちもちゃんと伝わっていた
まきくんは自分の足でしっかり立つ

それまで、わこちゃんがずっと後ろからまきくんを支えていた
自分で立てるように後ろから支えていた
そしてもう大丈夫という所で、わこちゃん自分の所へ戻る
こうだいくん、やえちゃんも同じタイミングで座る
絶妙~

先生「(まきくんに)みんな立たせてくれたよ」
まきくん、この頃にはみんなと目が合うようになる
先生「どこに置いておきましたか?」
少し口が動く
なんだか言えそうな感じ
今までとは全く違う
がんばろうとしている
自分でなんとかしようとしている
芽を出そうとしている

それがわかっている
それを見守っている子ども達
何も音がしない
しーん
応援もない

ただ、まきくんが言えるのを待っている
おばけ組(年少)もだれも動かない

まきくんの息づかいが聞こえる
肩が上がる、下がるが見える
赤い顔
先生「いつまでも待てないんだよ」
(背中を押す)

まきくん、
泣きながら
「布団の中に入れた」

みんなに聞こえる声で言った!!!!!

自分でスイッチを押すということは
こんなにも大変

そしてその瞬間は何もかえられない宝物になる


保育スタッフ まなみ


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by mugihause | 2014-05-25 23:45 | ピッコロスタッフ日誌

言えるとき

お泊まり保育が近くなってきた
毎年パイナップル(年長)が園舎に泊まる
そこでお泊まりするかどうかを前に出てもらい
パイナップルが言っていくことに
「考え中」
「泊まる」など色々今の自分の思いを伝える

パイナップルのまきくん
前に出るのも恥ずかしく、しゃがみながら前に進んで行き
端の方で座っている
パイナップルになって何度もこの場面があり、
なかなか言えない日が続いていた

みんな言っていき最後にまきくんが残る
わこちゃんが聞きに行く
いつも最初に聞きに行くのはわこちゃん
下を向いているまきくんのさらに下から顔をのぞき聞いてあげている
わこちゃん「お泊まりするって」
先生「これはニュース(出来事)じゃないから自分から言わないと」
今までまきくんに聞いてあげた子がその都度、みんなに伝えていた
少し甘えている所もあった
でも今日は自分から言うよ、甘えてしまわない所をズバリまきくんに伝える

パイナップル全員がまきくんの周りに集まる
先生「パイナップルだけでなんとか言える様にお願い」
ここでパイナップルだけに任せてみることに

下を向いているまきくん
そのさらに下から顔を出して聞いているわこちゃん
頭が地面についている
パイナップルみんな
「まきがんばって」
「お願い」
しかし何も答えない

「みんなで立たせてあげようか」
ここまでたくさ~ん心を寄せてきたが、
何も言わないまきくん

だんだん
「まきが何も言わないからいやな気持ち」
「もう遊びたい」
に変わっていく

先生「何も言わないからあきてきちゃうよね」(ここは大人が入る)

先生「まきは何で言えないのかな?」
パイナップルに聞く

「はずかしいからじゃない」
「でも鳥の事とかは言えるよね」
(朝の会などであらたまって聞く時には言えないけど、
困ったこと、知っていることなどあると教えてくれる)

先生「りょうせいくんはどうして言えるようになったの?」
(りょうせいくんもなかなか言えなかった)

りょうせいくん「ようちえんで練習していた」
先生「いつしていたの?」
りょうせいくん「朝の会で」
まさか朝の会本番中に練習していたとは!!

みーちゃん「はずかしかった、家で練習していた」
みーちゃんも恥ずかしくて言えない時があった
それをまきくんに伝える
みんなも恥ずかしかったんだ~
そうだったんだ~と知るまきくん

すると、
りょうせいくん「まきは練習していないと思う、
まきは何も言わないんだもん」

それまでまきくんにこれでもかというぐらい心を寄せてきた
そしてりょうせいくんが自分の気持ちを伝える
まだまきくんは何もしていないよ
と言ったような気がした

わこちゃん「みんなに立たせてもらう?」
まきくん「うん」
(さっきも同じ質問をしたが何も答えなかったが答えた!!)
後ろからわこちゃん、まきくんを抱えて立ちあげる

まきくん、小さい小さい声で「いく」
ついに言った!!

言ったまきくんに大喜びのパイナップル~
パイナップル「みんな集まって~」
(もうすでに帰りの会は終わっていたので、
うさぎ(年中)とおばけ(年少)は帰る準備や遊んでいた)
と、もう一度まきくんから聞くことに

集まった子ども達
先生「パイナップルさんもう一度最初からお願いします」
まきくんの後ろにわこちゃん
後ろから支えている
その後ろにパイナップルが並ぶ
みんなまきくんを支えたい気持ちでいっぱい

あっという間にまきくんが先頭になっている
この状態を見ると
まきくんから言っていく?という感じ

すると、急に後ろにいたはくちゃんがまきくんの横に行く
はくちゃん「さっきは考え中って言っていたけど泊まる」
まきくんが最初だと言えないかなと思い
最初言ってあげたはくちゃん

はくちゃんに続き、まきくんの横に出て言っていくパイナップル
最後はまきくんになると思っていたら
わこちゃんがまきくんが最後になってよけい言いにくいかなと思い、
まきくんの横に移動し座るわこちゃん
まきくんを見守る
すると
まきくん「いく」

自分の口でみんなの前で言った!まきくん!!
みんな拍手~♪
さて明日はどうなるかな?

保育スタッフ まなみ

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by mugihause | 2014-05-22 01:44 | ピッコロスタッフ日誌