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山梨県北杜市の森のようちえんピッコロ スタッフと保護者のブログ


by 森のようちえんピッコロ
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カテゴリ:ピッコロスタッフ日誌( 111 )

半分の木

朝の会が始まろうとしている
子ども達が全員座り、どこに座ろうかと探していた
ピッコロの朝の会、帰りの会などは
「お風呂」と呼ばれている所でやることが多い
ただ長い木が4本、四角く置いてあるだけ
そこに丸くなって座る

1人分だけ空いているところがあったので
ゆい(2歳の娘)を座らせることにした
空いていたのが1人分だけだったので
私はゆいの後ろに座ろうとした(地面)
その瞬間!
横にいたおばけ組(年少)のこうだいくんが横にずれた
その隣に座っていたおばけ組(年少)のみーちゃんも横にずれた

まさか!!!と思い、聞いてみる
私「どうして横にずれたの?」
こうだいくん「まなみさんが座れるように」
やっぱり!!!
本当に申し訳ないので聞いてみる
私「いいの?」
こうだいくん「いい」

しかも、横にずれた所は、木が朽ちて半分の細さになっている所
私が座れるようにこうだいくん、みーちゃんが動いた
座らせてあげるために自分が動く
後ろにいるとみんなが見えなさそうとか、地面に座るとぬれるからとか
その判断を一瞬でする
すごすぎる!!!

ずっと見ていると、2人とも何度も落ちそうになったり座りなおしたりしている
その姿を見て本当に申し訳なく
私を思いやる気持ちが伝わってきた
くずれ落ちそうなくらいうれしく
こうだいくん、みーちゃんの温かい気持ちにしばらく動けなかった

スタッフ まなみ
by mugihause | 2012-11-28 02:02 | ピッコロスタッフ日誌
明日はいよいよ感謝祭!!
パイナップル組(年長)が自分達で作った屋台でポップコーンを売る
看板、メニューも書いたし、屋根の色も塗った

今日はお客さんにあげる、おまけのポップコーンを作る
先日パイナップルがポップコーンを作っている間
うさぎ(年中)、おばけ(年長)は
「パイナップルになったらこんなことができるようになるんだ」
「こうやってつくるんだ」
「自分も大きくなったらやってみたい!」
と大きくなることを期待できるよう一緒に見ていたが、
6種類もあったので
ちょっとたいくつそうにしていた

今日はうさぎ、おばけが自分で選択できるよう
聞いてみた
先生「森や川に行く人と、
ここでパイナップルのポップコーンを作るのを見る人、どっちがいいかな?」
先生「森や川に行く人立って」
まきくんを除いて全員立つ
先生「ポップコーンを見る人」
まきくんが立つ

昨日の帰りの会も同じ質問をした
3~4人「ポップコーンを見る人」で立つ
しかしパイナップルが
「ポップコーン食べないよ、試食なし、園庭でも遊ばないよ」
というと、まきくん以外の子が座る
まきくんに質問の意味がわかっているのかどうか、
もう一度聞いてみたがポップコーンを見るという

人に左右されない強さがあった
まきくんにその強さがあったことにちょっと驚いた
ちょっと前まで「ママ~!!」と泣いていたのに

うさぎ、おばけは森に出発!
パイナップルは早速作ることに
前回の反省も生かして(大人は何も言わず、自分達で考えている)
ポップコーンひとつかみに3個入れる
できあがり
「試食~」といい食べている
「あれ?試食なしってまきくんに言っていたのにいいの?」
「たくさんあるから~大丈夫~」
なんとまあ・・・臨機応変?(笑)

何度もやっていると
ポップコーンの粒がはじけずそのままの状態で残ってるのが多くなってきた
すると、大きなお椀とはしを持ってきて
はじけたポップコーンをお椀に1つずつ、はしでつまんで入れている
「どうしてそうしているの?」
「分けている」
「どうして分けているの?」
「はじけていないのはお客さんに出せないから」
ちゃんと理由があった
その出せないポップコーンの方を
「まき食べていいよ~」と教えてまきくんはそれを食べる

見ていると、パイナップルがまきくんに手厚い対応をしている
ポップコーンをやっている所を見ているまきくんの手を取り
たっちゃんが「一緒にやるよ~」といい
ポップコーンの入っているフライパンを一緒に振る

最後、溶けたキャラメルがスプーンにたくさんついて回し食べをしていた
全員に回りおえるがまだたくさんついていた
そのスプーンをまきくんに渡しながら
「まき全部食べていいよ~」

また、まきくんはいい方(はじけている方)の
ポップコーンもちょこちょこ食べていたが誰も何も言わない
「いいの?」と聞くが
あいちゃん「まきはお客さんだからいい」
たっちゃん「まきはせっかく残ってくれたから」
こうようくん「だって遊ばないでいてくれるんだよ~」

まきくんが残っててくれたこと、自分達を見てくれているのがうれしい
みんなは遊びに行ってしまった
でもまきくんは遊ばないで見ている
その応援してくれている気持ちがうれしかったということかな~
見ていてほしい

最後にたっちゃん「まきはパイナップルのポップコーンを作るところを見る人が
誰もいなかったら、パイナップルがかわいそうだから立ったんじゃない?」(来たんじゃない)
そこも考えていた

こないだ屋根を塗っているときに
つむぎくん「これじゃ売れて売れて売れまくるね~」
明日はどうなるかな~?楽しみだな~

スタッフ まなみ
by mugihause | 2012-10-20 02:47 | ピッコロスタッフ日誌
10月20日(土)は
ピッコロの感謝祭
パイナップル組(年長)はポップコーン屋さんをすることに

その準備をどうするかお弁当を食べながらあいちゃんと話していた
あいちゃん「ポップコーンを入れる、入れ物がないよ」
ということで作ることに
あいちゃん「ポップコーンを入れる袋を作るよ」
と言うと、食べ終わったパイナップルが集まる
目に入ったのは、はんこを押すときに使う、細長い机
あいちゃんが机を運び、袋を作っていく

最初2~3人だったのが
徐々にやる人が増え、7人が小さい机に集まり
紙で折っていく
肩を寄せ合いながら作っていく
誰も、もう1つ机を持ってくるとならなかった
持ってくるのがめんどくさかったのか?
肩を寄せ合っているのが心地よかったのか?

密集しながら
ポップコーンを売ったお金をどうするのか聞いてみた
去年は
服を買う、おままごとを買う、剣を買うと出たので
今年もおもちゃになるのかなと思っていた

すると返ってきたのは全く想像していなかった言葉だった
あいちゃん「ピッコロでお金を使う」
私「どういうこと???」
あいちゃん「何かあったとき用にとっておく」
こうようくん
「非常用、火事とか地震で食べ物や水がなくなったときに買うから」
あいちゃん「ここの水(ピッコロの水)は飲めなくて
持ってきた水が全部なくなったら清里まで買いに行く」
先生「ずっといる間に使わなかったら?」
こうようくん「うさぎ(年中)、おばけ(年少)に渡す」

そんな所まで考えていた
自分達で稼いだお金
自分だったら、、、寒くなってきたから暖かい靴下でも買おうか、
それともちょっとおいしいものでも買おうか、、、なんて考えてしまうが
あいちゃん、こうようくんは
自分のほしい物、買いたいものではなく、生きるための物を買うという
今どこで何がおきるかわからない
そのときのために蓄えておく
目の前だけの利益だけでなく、一番大切なものを守るために使うというその考えに
倒れそうになった
今日も一日驚きすぎた~

スタッフ まなみ
by mugihause | 2012-10-20 01:45 | ピッコロスタッフ日誌
毎年、ピッコロを支えてくれている方に感謝を込めて
感謝祭を行っている
年長のパイナップル組が毎年、お店屋さんを出している
みんなで話し合った結果、
今年も「ポップコーン屋」をやることに決まった

子どもから出た味は
塩味、ココア味、カレー味、バター味、キャラメル味、生味
(子ども達、ポップコーンに何もかけないのを生味と言っている)
生って・・・(笑)

パイナップル組が作り、うさぎ組(年中)、おばけ組(年少)が
お客さんで味見する
どの味がお客さんに出せるかどうか作ってみることに
「かけもの屋さんやる人~」
どうやら味をつける人のことらしい(笑)
「焼く人~」と
2つに分かれ作っていく

塩味
「何も味しなかった」
「おいしかった~」
「塩からかった~」

ココア味(砂糖が入っていないココア)
「にがい~」
「おばけ(組)無理~」(おばけ組=年少)

カレー味
「からい~」
「甘いポップコーンじゃない~」

バター味
「いける」
「大成功~」

生味
「おいしい~」
「いいね~」

キャラメル
「おいしい!」
「焦げてにがい」

この中からどの味が売れるか決める
先生「売れるのどれかな?」
「キャラメル!」
キャラメル味を作るときに、どうするのかと聞くと
箱に入っている粒のキャラメルをフライパンに入れるという
やってみようということで
やってみた
フライパンに一掴みのポップコーン
1粒入れる・・・2粒入れ・・・3粒入れ・・・
4粒、5粒、6粒・・・(まだ入れるの!?)
7粒、8粒、9粒・・・(え??)
なんと10粒!!
10粒のキャラメルを入れると
「ふた閉めて~!!」
うきうきしながらふたを閉める

なかなか音がしない
開けてみると
キャラメルが溶けて油と混ざりポップコーンが浮いている
「あれ?」
想像と違い時間がとまる

こうようくん「キャラメルがじゃまなんじゃない?はねないもん」
たっちゃん「1個でよかったね」
(お)はるとくん「キャラメル大失敗」
こうようくん「コーンとキャラメルを分ければよかった」
(1個のフライパンにコーンとキャラメルを離して火にかけるということ)
しばらくすると、少しだけはじける音が聞こえたが
なかなかポップコーンにならないので、火をとめる

少しだけはじけたポップコーンがあるので食べてみる
「おいしい」との声
あいちゃん「でも売れない、べたべただもん」
圧倒的にキャラメルの方が多いのでベタッとしている
ちょっと売れなさそうな雰囲気
すると
さやとくん(うさぎ組、年中)
「キャラメルおまけにしたら?」
おいしいけど売れない
でもお客さんに食べてもらいたい
ということで
ポップコーンを買ってくれた人におまけにすることに

カレー味
「赤ちゃん(には)辛いから」
ココア味
「にがい」
ということで
当日売るのは
塩味、バター味、生味に決定!
(キャラメル味のポップコーンがおまけつき)
ぜひ当日ご賞味を

スタッフ まなみ
by mugihause | 2012-10-20 00:59 | ピッコロスタッフ日誌

長い棒

ある日、森を歩いていた
はるひとくんが「長い棒だから危ないよ!」
と、わこちゃんに言っているのが聞こえた
わこちゃんは、長い棒を持って歩いていた
ピッコロでは棒を下向きにするということが約束だ
(目に当たって目が見えなくなる)
わこちゃんは、下向きにして歩いていた
(気を使って歩いていた)が
長い棒なので後ろを歩いている、はるひとくんに当たっていた

その言葉を聞いた周りの子は
「顔に当たった」
「ここがぶつかった」
「痛かった~」
など、近くを歩いていた5~6人に当たっていた

すると、一斉に
「長いから半分にすればいい」
「短くすればいい」
どうすればいいかを考えはじめた

わこちゃんを責めるようなことは言わない

わこちゃんは長い棒を持って歩きたいので
「いやだ~」と泣く
すると
「短くしたくないなら違う棒にすればいい」と言うが
「いやだ~」と泣く
この棒がいい
これもだめだ

そこで、パイナップル組のあいちゃん(年長)
「棒が長すぎるから折ればいい」
と言い、後ろの方を少し折る
半分にするのもだめだったし
違う棒でもだめだった
この棒でなくてはいやなんだと感じたあいちゃんは
持っている長い棒の後ろの部分を折った
わこちゃんに寄り添う気持ち
その気持ちが伝わり一瞬泣き止む

しかし、まだ棒は長いので
それを見ている子「もっと折らないと」
と言うと、また泣く
せっかく見つけた長い棒、折られたくないわこちゃん

すると、それを見ていた
りょうちゃん(おばけ組、年少)が
「棒を立てればいい」
さっそくわこちゃんの手を持ってやってみる
りょうちゃん「空に誰もいないからぶつからないよ~」
本とかマニュアルにない自分の言葉
泣き止むわこちゃん
子ども達のやりとり!とにかくすごい!

すこし歩き始めるとまた泣き始めるわこちゃん
今まで慣らしのためお母さんが一緒に入っていたが
今日からお母さんは家に帰っている
泣きながら「おんぶしてほしい~」
ちょっと甘えたい感じ
その言葉をきいた、はるひとくん(うさぎ組、年中)
水筒と棒を急いで私に渡しながら
「これ持ってて!」
背中をわこちゃんに向ける
「おんぶするよ~」
優しい~
(その背中がかっこいい!!おんぶしてもらいたくなる!!)

しかし私じゃないといやだという(もったいない)

(1人で登園、初日なので甘えたい気持ちもわかるが、
やっぱり1人で歩いてもらいたいので、あえておんぶしない)
私「ごめんね~木を持っているからおんぶできないよ」
と言うと
しかたがないので歩く(歩ける)

私の右手にわこちゃん
左手にさきちゃん(うさぎ組、年中)
3人で歩く

すると、わこちゃんが私とつないでいるさきちゃんの手を払いのけようとする
さきちゃんがいやそうにしている
どうしてなのかわからない
すると
きーちゃん(うさぎ組、年中)
「なんでそういうことするの!!」
怒っている!友を泣かせるなんて!という感じ

泣いているわこちゃんに聞くと
「(棒が)重たいから持ってほしい」
(私に棒を差し出す)
私「でもさきちゃんと手をつないでいるし、いやがっているよ」
と言うが
1人占めしたい感じもあり
さらに手を離そうとする
さきちゃん「さきもつなぎたい~」と泣く
それをみたきーちゃん
「棒は自分のなんだから自分で持ちなよ、
それができなれば置いていけばいい」
きっぱり言う
おお~っ!!

しかしまだそれができない
まだ入ったばかりのおばけ組のわこちゃん
手を離したくないさきちゃん
2人とも泣いている

すると
その様子をみていた
(き)はるとくん(パイナップル組、年長)がさきちゃんに
「ぼくの手も空いているよ」と手を差し出す
すると泣いていたさきちゃん
泣くのをやめて、す~っとはるとくんと手をつなぐ
少し前までなかなか譲らなかったさきちゃんが譲った
それをみたわこちゃんも落ち着く

後ではるとくんに
「どうしてさきちゃんだけに手が空いているよと言ったの?」
と聞くと
「さきちゃんはがまんできると思った」
自分だけではなく
他の子の(ここまでならできる、ここはできない)というような
成長段階?がわかっている
毎日毎日このようなことが起きていて
すごすぎてその場にいられない~

スタッフ まなみ
by mugihause | 2012-10-12 01:58 | ピッコロスタッフ日誌

1個の栗

栗が落ちていたので
「大きいね~」というと
隣にいたわこちゃん、みゆちゃん
(2人ともおばけ組、年少)が同時に手を伸ばす
1個しかない栗
ちょっともみあいになり栗を手にしているみゆちゃん
ピッコロに来てまだ日が浅い2人
わこちゃん「わこもほしい~」
みゆちゃん「みゆだってほしい~」
「どうする?」と聞くが、どうしていいか悩んでいる
いつもだったらこんなとき、パイナップル組(年長)が
あっという間に飛んできて解決してくれるのに
今日はパイナップル組は別コースで歩いている

周りを見てみると
わこちゃん、みゆちゃんの前をりょうちゃん(年少)が歩いている
私「りょうちゃん、どうしたらいいかな?」と聞いてみる
何の話だろう?
という反応が返ってくると思っていた
わざと今のやりとりを説明しなかった
ピッコロで何かあって遠くにいても何が起きているか把握している子ども達
近くにいたのでもしかしたら聞いていたかも?でもおばけなのでまさかね~?
と思いながら聞いてみる

しかし!!!
りょうちゃん「ちょっと貸してあげればいい」
今の話を聞いていた~!!!
びっくり!!!
やっぱり気にしていた
自分のことだけでなく人のことを考えていた

そこで2人に聞いてみた
私「りょうちゃんがちょっと貸してあげたらだって」
みゆちゃん「いやだ」
貸したくない気持ちもわかる

ちょっとずつ歩きながら話をする
わこちゃん、みゆちゃん2人の歩くスピードに合わせながら
りょうちゃんも歩く
歩きすぎたら止まる
気にして歩いている
(絶妙!すごすぎる!)

またまたりょうちゃんに聞いてみる
私「みゆちゃん、いやだって」
「ふーん」といいながらまた考え、
りょうちゃん「半分にすればいい」
それはいいアイデア!
さっそく「半分にすればいいだって」というと
わこちゃん、みゆちゃん
「半分はいやだ」「1個がいい」「丸いのがいい」、、、
これもなんだかだめそう

そこで、またまたりょうちゃんに
私「半分いやなんだって~」というと
またまた考える
りょうちゃん「りょう、拾ってあげるよ」
自分が探してきてあげるよ
やさしい話し方で2人に話す
温かさを感じた
気持ちの部分で動かそうとした
なんとか、どうにかしようとするおばけのりょうちゃん
こんなに人のために考えることができる
子どもってすごい

スタッフ まなみ
by mugihause | 2012-10-04 01:17 | ピッコロスタッフ日誌

気のきかせ方

ピッコロでは先生も保護者も一緒に運営をしている
この日も保育が終わり、ミーティングをしていた
月に2回、先生と保護者で話し合い決めていく
ミーティング中は子ども達を見守りながら話し合いをしている
話し合いをしながら子ども達を見ていると、いつも朝の会、帰りの会をする
「おふろ」と呼ばれている集まりの場で、なにやらやっているのが見える
(おふろは細長い木の板を丸くなるように置いてあるだけ)

ミーティングの合間に
パイナップル(年長)のこうようくんが
「おふろ広げたよ~」
と、うれしそうに話す
あっくん(年長)、しんさん(年中)も一緒に広げた

子ども達が何かやるには理由があるので聞いてみる
私「どうして広げたの?」
こうようくん「ミーティングでたくさん座れるように」
ピッコロによく見学、視察の方が訪れる
子ども達が座るといっぱいになってしまい
見学、視察の人は子ども達の後ろに座っている
その人たちのために広げたという
そこまで考え広くした!
大人は指示も何も言っていない
いつも他の人のことを考えているこうようくん
自分の頭で考え、一緒に座りたいかな?とか
座りづらいかなということを考えて広げた

さらに、椅子が2つ置いてある
先生はみんなの顔が見えるように椅子に座る
それを用意しているにしては1つで十分だが、2つある
私「どうして2つあるの?」
こうようくん「明日はなちゃんの誕生会だから」
次の日は、はなちゃんの誕生会
いつも誕生会のときは、先生の隣に椅子で座る
はなちゃんが座れるように前の日から準備していた
次の日のことも考えている
(どうしてそこまで気がきくのだろう?)

また、入園準備説明会のときに、持ち物の所で「カッパ」の説明をした
説明だけでは解りづらいかなと思ったので、見本があればとカッパを用意した
そのカッパを見せながらスタッフが説明をする

すると、後ろで
こうようくん「リュックいる?」という
リュックも見せた方がいいかと思って持ってきてくれたんだ
さすが!!と見てみると
「非常用リュックいる?」と持ってきてくれた
(いつものお弁当入っているリュックではなく、
懐中電灯やジャンバーなどが入っている防災用のリュック)
これも見たほうが解りやすいのではと気を利かせて持ってきてくれた
大人の考えつかない所にいる

今度の感謝祭(10月20日(土))で
パイナップル組はポップコーン屋をやることに決まった
実際にポップコーンを作り、どの味にするか味を決めた
その日の午後(入園準備説明会)
木の下にシートをひき、なにやらやっている
「何しているの?」と聞くと
こうようくん「ポップコーン屋さんをここでやる」
という
私「そうなんだ、ここでやるんだね~それでこの後ろにある棒は?」
(短い木と木の上に棒が渡してある)
と聞くと
こうようくん「赤ちゃんが入ってこないように、熱いでしょ(火を使うので)」
という
なるほど!

それにしても、ちょっと見えづらい場所にお店屋さんがある
木の下で少しメインからはずれている
私「どうしてここなの?」
と聞くと
こうようくん「いつも向こうばかりでしょ、
お客さんに全部に行ってもらいたいから」
私「どうして全部に行ってもらいたいの?」
こうようくん「ピッコロを気に入ってほしいから」

自分のいつもいる場所を気に入ってもらいたい
ピッコロの全部を他の人に知ってもらいたい
知ってもらいたいぐらい、うれしい気持ち
こうようくんにとって、大好きな場所
それを気に入ってもらいたい
いつも先へ先へと気を利かせ、人の気持ちで動いている
人のためにこんなに考えられるなんて
本当に毎日すごすぎ~

スタッフ まなみ
by mugihause | 2012-10-02 01:47 | ピッコロスタッフ日誌

2012夏 パン遠足

今日はおいしい学校でパンを買ってピッコロまで歩く日
昨日、帰りの会で200円持ってくることを先生が話す
自分でお家の人に話し、忘れてくる子がいなかった
昨日、お休みした子がいれば、
今日お金を持ってくること知らないから大丈夫かな?と心配する子ども達
それが家に帰ってからも、車の中でも今日になっても心配している
日々が続いている

挨拶をしてお店に入る
なんと!
お店が汚れてしまうからときれいな靴を持ってきてすでに履き替えている
ここまで先を読む

まずはパイナップル組(年長)から買いにいく
見ると!なんと!!!
パン屋さんがおっぱいパンを作ってくれていた!!!
前回、パン屋さんでおっぱいの話をしていたことを覚えていてくれて
わざわざ作ってくれていた
(ありがとうございます)
そのおっぱいパンを迷わず、あいちゃん、まどちゃん、みおちゃんが買いにいく
(決断は女子が早い?)
少し悩み、ぜんちゃん、はると(き)くん、こうようくんが買いに行く

なかなか決まらない、あっくん、かいちゃん、れんちゃん、たっちゃん
かいちゃん、たっちゃん「これにする?」
一緒のパンにしたいかいちゃん、たっちゃん
あっくん「でも買えないかもしれない、、、」
買えないかもしれないと悩むあっくん
れんちゃん「200円あるからこれは買えるよ」
買えるパンがわかるれんちゃん
「耳パンにする?」
「でもな~、、、」
「ラスクにする?」
あーでもない、こーでもないと悩む男子4人

なかなか決まらないので
先生「うさぎ(年中)呼ぶよ~」
と、うさぎが選ぶ

それでも決まらないので
先生「おばけ(年少)も呼ぶよ~」
と、おばけも選ぶ

それでも決まらないので大人も選び終わり、
パイナップル男子4人やっと決まる
そして
ピッコロに歩く
今日はパイナップルは違う道で歩く
うさぎ、おばけは両側にお米が見える農道を歩く
(この時期、周りが田んぼなので金色に染まってとてもきれい!)

途中、左側に用水路(水が流れている)、右側田んぼという道を歩きはじめた
すると、だいちゃん(年中)「りょうせいくん(年少)、
こっち側だと落ちると危ないから」
と言って、左右入れ替わる
危ないと思う方をだいちゃんが歩く
田んぼに落ちても流れていかないが、
右側の用水路は流れてしまい危ないと判断
だいちゃんがりょうせいくんのことを考え、りょうせいくんを守りながら歩く
かっこいい!!!

途中「やまたいちょう~~~!!!」
あたりに響きわたる声
言葉の意味はわからないけど、うれしそうに楽しそうに声を出す
遠くの遠くまで聞こえるように大きな声
(パイナップルのみんなには聞こえていたかな?)
かと思えば、道に寝転がる、踊る、歌う、だいちゃん、こやちゃん
(こんな姿初めて見た!)
みんながそれについていく

一方、はなちゃん(年中)、かほちゃん(年少)は大変なことに
あの小さな体に水筒たくさんつけて、5個も6個もリュックを背負っている
2人の「リュック持ちますよ~」の声に集まるリュック、水筒
周りの子が「持って~」と言うのではなく
「持つよ~」

しかも、お弁当も着替えもカッパも何もかも入っているリュック
1個や2個ならまだわかる
3個、、、4個、、、と増えるたびに大丈夫かと心配になる
だんだん歩くのがゆっくりになってくる(しかも上り)

テンションが上がっている(リュックを持っていない)人を見ながら
はるひとくん(年中)
「なんで持たないの?持たせると人(はなちゃん、かほちゃん)
が重いと思う」と言う
ずっと2人の後ろを歩いていた
重たそうにしている2人をみて「持てるよ」
と声をかけ続けていた
遊んでいる子たちも、遊んでいるようでちゃんとその様子を見ている
大変そうなのも知っている
何度も2人の所にきては「持つよ~」と手を伸ばすが
「いい、大丈夫」と断る
2人のその言葉をみんなが尊重しているように見えた
子どもはどこまで考えているのだろう?

そしてはなちゃん、かほちゃんは
どうしてそこまで?
やり通したい、やり遂げたい気持ち?

もう大人が見ているだけなのは、申し訳ない気持ちになってくる
本心で手伝うよと言ってみたが首を振る
(いつもは重たい机とか運んでいる子に対し
「手伝うよ」というと「自分で出来る」と、
がんばることができるのでわざと「手伝うよ」と言うのだけど)

すると、はなちゃん
「かほちゃんとはな、帰りの車で寝ると思う」
そして、にこにこしながら
「雨の日みたい~~汗が~~」
なんと、この状況を楽しんでいた

スタッフ まなみ

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by mugihause | 2012-09-19 01:32 | ピッコロスタッフ日誌

とうもろこし

先日、やえちゃん(年少)のお家で大切に育てているとうもろこしをいただいた
(とってもおいしかったです!!ありがとうございました)
茹でて、食べやすい大きさになってタッパーに入っている
それを見た子ども達
食べたい~とうれしそうにしている子と
「?」と考えている子がいる
どうしたのだろう?と思っていると
たっちゃん「足りないかもしれないから、残ったら食べる」
という
タッパーは透明でもないし、はっきり量がわからない
大人はどうかな?足りるのでは?と思っていた
そして配り始める

何かお家で持ってきた場合はその子が配ると、
なんとなくそうなっている(そうじゃない場合もあるが・・・)
やえちゃんがとうもろこしを持って配ることに
その後ろをあいちゃんが、とうもろこしが落ちないようフォローする
落ちそうなときは手で押さえたり、配っていない子はこっちだよとか
自主的に動く

座っている子の前まで配りに来てくれる
とうもろこしをもらった子は、おいしそうに食べる
しかし、こうようくん、ぜんちゃん、かいちゃん、たっちゃん、はるひとくん、
こやたくん、りょうせいくんは、とうもろこしを取らなかった
全員の所にまわり、タッパーを見てみると
残っている

先生「まだ残っているよ~」
と声をかけると
こうようくん、ぜんちゃん、はるひとくん、こやたくん、りょうせいくん、
とうもろこしをもらう
そこでとうもろこしは全部なくなってしまう
(本当だ~どうして量がわかるのだろう?)

先生「かいちゃん(年長)、たっちゃん(年長)いいの?」と聞くが
「いい」という
先生「本当は食べたいよね~?」と聞くと
首をかしげる
本当は食べたいはずなのに譲る
人のために譲る

そして本を読む
今日は特別、とうもろこしをいただきながら本を見る
読み終わっても、かほちゃん(年少)が手にもって食べていない
先生「どうして食べていないの?」
かほちゃん「たっちゃんにあげたいから食べない」
たっちゃんに食べてもらいたくて自分が食べずにとっておいたかほちゃん

たっちゃん「かほちゃんは小さいから食べてもらいたい」
かほちゃんは年少で小さいから、小さい子に譲ってあげたいたっちゃん
どちらの言葉も本物でお互いのことを想っている

2人に何度聞いても同じ答え
すると
あいちゃん「(たっちゃんに)せっかくだから食べてあげなよ」
かほちゃんよりたっちゃんの方が大きいから譲るということ
しかし
たっちゃん「小さいから食べてもらいたい」
小さい子が食べてほしい気持ち

あっくん(年長)「せっかくやえちゃん持ってきたから、、やえちゃんいやだ?」
やさしく聞くあっくん
やえちゃん「うん」
3歳児、話をよく聞いている
集中力がないと話がわからなくなる
あっくん「誰も食べないと捨てなくちゃいけないから食べた方がいいよ」
本当にそのとおり

しかし2人の考えは変わらない

先生「かほちゃん、たっちゃん受け取らないからかいちゃんにあげる?」
首をふる
そうではない
先生「ゆみこさんにあげる?」(かほちゃんのお母さん)
首をふる
これも違う

あいちゃん「たっちゃん大きいから食べなくちゃ」
さやとくん「年上だからがんばる」
ここはたっちゃんが大きいから譲って、がんばるということ
それでも動かない
かほちゃん「たっちゃんに食べてほしい」
あいちゃん「いい関係になるね~」
さやとくん「こい??」
あいちゃん「じゃ半分こ、しよう」
たっちゃん「ちょっとも食べたくない」
先生「持って帰る?」
たっちゃん首をふる
あっくん「残したらやえちゃんかなしいよ」

先生「たっちゃんじゃない人にあげる?」
かほちゃん「うん」
先生「かいちゃんにあげちゃう?」
かほちゃん「うん」
さっきはたっちゃんにあげたいから、かいちゃんにあげないだった
でもやえちゃんの気持ちを知り
自分の気持ちよりやえちゃんの気持ちをとった

先生「かいちゃんどうする?」
かいちゃんはかほちゃんの気持ち、やえちゃんの気持ちを考え
すぐ答えが出ない、すると、
かいちゃん「いただかない」
やっぱりもらうことはできない

先生「じゃ、ゆみこさん?」
かほちゃん「うん」
ゆみこさんに渡す
にこにこしながら座る
かほちゃんが譲った
たっちゃんの気持ちも、かいちゃんの気持ちも伝わり
やえちゃんの気持ちで動いた

ゆみこさんに渡した所を見て、
あいちゃん「恋になるね~」
その様子を見て、絆が深まる、関係が濃くなること
よくわかっている
その言葉がでるなんて~

そして、帰りの会が終わり
ゆみこさんの元へかほちゃんが来た
かほちゃん「ここを食べて」「ここももう少し」
なぜだろう?と見ていた
半分食べた所で
かほちゃん「かほ半分~♪」
といい、うれしそうに半分食べた
本当は食べたかったよね~

どうしてそんなに人のことを想うことができるのだろう?

スタッフ まなみ
by mugihause | 2012-09-06 01:30 | ピッコロスタッフ日誌

みんなの夏休み

夏休みが終わり、昨日から二学期が始まった
でも、まだまだ暑い日が続きそう
朝の会で
「夏休み何やっていたかな?たくさん休みだったからたくさんでもいいよ」
たくさん話したい人がいれば話しやすいかな?と思い、先生が言った
すると
「時間かかるからいいよ」と、こうようくん
なんとここまで気がまわる

まずは年長、パイナップル組から
はると(き)くん 公園で遊んでいた
こうようくん   海に行ったら、かいがらくさかった
たっちゃん   昨日誕生会しなかった
ぜんちゃん   K(弟)が、しゃぼんだましていたら歯から血が出て歯が抜けた、
          でんきにぶつけた、病院行った
こうようくん   まだ永久歯がある、でも遅いよ
生えてくるまでに時間がかかるよということ
よく知っている~
かいちゃん   Aの家泊まりに行きました
れんちゃん   昨日プール行った
あっくん     虫かご買いに行った
みおちゃん   海行った
まどちゃん   静岡行った
あいちゃん   昨日I(弟)にひっかかれた
さやとくん    夏休み中、虫歯になった
しんさん     前、かぶととりに行った

かぶと虫の話で盛り上がる男子
家に何匹いるとか、のこぎりがこういう形だとか
いつ話し終わるのだろうと待っていた
その次に話をするために立っていた、はるひとくん
あまりにも話が長いので座ろうかどうか座ったり立ったり迷っていた
先生が「座ろうかどうかだよね~」と一言いうと
ぴたっと話をするのをやめた
空気を読んだ
「この話はおしまいにします」ではなく
自分から話をやめる
すごい!
そのしーんとした空気の中
「かぶとむしの話でした」と、さやとくん
しめくくった!!
そのタイミング、ナイスです(笑)

そして、きーちゃん、はるひとくん、さきちゃんが立っているが
なかなか話し始めない
聞くと3人とも最後に言いたい
どうする?と見ているみんなが考えていたところ
きーちゃん   ぬいぐるみで遊びました
言った!!最後がいいはずなのに譲った

あと2人
どうする?考え出す
たっちゃん「大きい方からやる?じゃはるひとくん」首をふる
「じゃんけんする?」
さきちゃん「いやだ」どうして?「負けるから」負けたくない気持ち
あっくん「しんさんと前やったよ」
前にピッコロで飼っているうさぎを誰が家に連れて帰るかという話で
さきちゃんとしんさんがじゃんけんした時の話
かいちゃん「じゃんけんいやだったら、どっちか譲るしかない」
それでも2人は動かない
「じゃにらめっこ」
これもだめだ
次々と子ども達から考え言葉がでる
すると、かほちゃん(年少)「おなかすいた~早く~」が言った
「おばけにも言われちゃったよ」と先生
子ども「どっちか譲って~」
と再度お願いしたら、、、
さきちゃん   公園に行きました
さきちゃんが譲って先に言った
はるひとくん  考え中
(夏休み何をやったのか、本当に忘れてしまった)
やえちゃん   お休みのとき畑行った
こうだいくん   金沢と滋賀に行った

考え中のはるひとくんに
「家にいました、寝ていました、テレビ見ていました、
でもなんでもいいよ~」
皆から案がでる
やめる?とはるひとくんに聞くと首をふる
やりたい気持ち、でも話せない

そして、今日の朝の会で
「夏休み何やってたか思い出したって」というと
「パンツの映画行った」
その映画の中にパンツをはいた誰か出てきたそう
そこなのね~

実は昨日家に帰ったはるひとくんは
お母さんに「夏休み何やってた?」
と聞いた
そのことを知らないお姉ちゃんとお母さんは
「夏休み中色々あったよね~こんなこととか・・・」と話していたらしい
はるひとくんは本気で忘れていたそう

ピッコロが終わっても家に帰ってからも続いている
毎日がつながっている
みんなのそれぞれの夏休み

スタッフ まなみ
by mugihause | 2012-08-30 00:43 | ピッコロスタッフ日誌