森のようちえんピッコロ   スタッフと保護者の    ブログ


by mugihause

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ある一日

今日はオオムラサキセンターでの活動の日
パイナップル組(年長)+うさぎ組(年中)→水車コース
おばけ組(年少)+うさぎ組→電車コース
に分かれて歩く
うさぎ組は自分でどちらかを選択する

朝の会で「(自分は)どっちにいきたいか」という質問
パイナップルもおばけにも聞いていく
ピッコロではパイナップル(年長)は全員言うことになっている

その中にしゃきっと立つこやちゃんの姿がある
とても恥ずかしがりやでみんなの注目がくることを
なるべくなら、さけたいというこやちゃん
でもいつも自分で言いたい気持ちを持っているので、
今まで微妙な中腰で立ったり座ったりを繰り返していた
(今日こそ言おうかな、でもどうしようかな、、、が伝わってくる)
そして隣の子が言えないこやちゃんに代わってみんなに伝えていた
ここ数日、座ったままだけど自分でみんなに伝えることができていた
そのこやちゃんがしゃきっと立っている!!!
中腰ではない!(笑)
そして「○○(自分の苗字と名前)です、すいしゃにいきます」
みんなが気づかないくらいあまりにも自然だった
先日、座っていたまま言っているこやちゃんをみていた子が
「座って言っている~」という
(大人は見て知っているけどそこは見守っていた)
さやとくんは
「次はこのくらいかな~」
と、座った状態から少し腰を浮かす感じを実際にやってみせる
「その次はこのぐらい~」
と、また少し上に浮かせてやってみせる
どんどんさやとくんは、次は、その次は、、、を繰り返して
こやちゃんが立って言えることを想像してみせていた
そのことがあって、座ったままだけど自分で言えるようになり
しゃきっと立ってはっきり自分の口からみんなに伝えることができた
さやとくんの気持ちも伝わって、
自分からスイッチを押して言うことができて
すっきりとした、満足気の顔のこやちゃんだった
(これが人に言わされていたら
この顔を見ることはできなかっただろうなと思う)

全員水車コースを選んだパイナップル組
いつもおばけ組のお世話を考えているパイナップル組だけど
本当に大変なことも知っている
階段を下りるだけでも時間がかかる
途中花を摘んだり、歩いているありに興味をもったり
なにかあるたび、トラブルがあったりするので
大変なことを知っている
道路を渡るときには手をつなぎ、おばけがちゃんと見ているか確認したり
本当に忙しい~、そしてその重圧がわかっているので
さやとくん「めんどう見るのが大変だから、うさぎにまかせたい」
そのぐらいおばけ組のお世話は大変!ということ

重圧というか責任というか何か重たいものをまだわかっていない感じの
うさぎ組はやる気満々!!!
ものすごいやる気!
私「ここから道路だね」
(オオムラサキセンター内を車がたまに通る道を目の前にして)
(そうすると自分でどうしたらいいかを考えることができる
目の前の事実を伝えるということ)
というと
「おばけ組と手をつなぐ~」と自然にうさぎ組から手をつないで歩きはじめる
ふと見ると車が通る側にうさぎ組がいる
誰一人、車が通る側におばけ組を歩かせていない
(そしてそのことをその場にいた大人は
「おばけ組は危ないから車の通らない方にするよ」
など、一言も言ってはいない)
自分で考えおばけが危なくないようにしていた
見事!

途中、パイナップルの声が聞こえてきた
よく見ると、遠くの下の方にパイナップルの姿が見えた
「おーい!!!」
「ここだよ~」の声が森にひびく
すると、急に私にくっついてきたみゆうちゃん
「きゃー!!けんくん(パイナップル組)手振ってくれた~~~♪」
アイドルに会ったみたいに嬉しそうに手を振っていた
そのぐらい(遠くに見えただけだけど)うれしい気持ちであふれていた

電車が見える場所に着いたので、お弁当を食べる準備を始める
ふとみるとわこちゃんが(うさぎ、年中)
肩に手をやり一息ついている
そう、わこちゃんは、後ろに自分のリュックを背負い
前にはたくみくんの(おばけ、年少)リュック、
水筒を持ってず~っと歩いてきた
2人分の荷物
そのわこちゃんの様子をたくみくんに伝える
何も言うことはなかったけどたくみくんは何かを感じていた

お弁当の用意をするうさぎ、おばけ
うさぎはささ~っと準備してしまう
おばけはうさぎのテキパキ動いているその様子を見ている
また、電車も通るのでそのたびに手が止まる
なかなか準備が進まない
すると自然に準備ができたうさぎがおばけを手伝っている
シートをリュックから出して広げてあげたり、
お弁当が入っていた袋を下に敷いてふたも開けてあげる
お手拭で手を拭いてあげる
ただ全員にやってあげているのではなく
うさぎが自分で考え必要としている所を手伝っている
誰にでも手伝うということではないという所がまたすごい
よく見ているということ
よく見ていないとわからない
そこがすごい!
全員揃ってお祈りをしてからお弁当をいただく

お弁当を食べ終わったわこちゃんが急に
「あまねくん、トイレにいきたいからつれていくね」
という!!!!!
子どもからこんな言葉出るなんて!
トイレに行きたそうにしているあまねくんを見て
そう思ったわこちゃん
「連れて行っていい?」ではなく
「連れて行くね」
大人に判断を任せないところもピッコロなのだな~と
改めて思う

食べ終わった子は真っ直ぐな道を走る
とにかく走る、そして
「はぁ~つかれた~♪」
というその顔がきらきらしてとてもまぶしい

お弁当を片付け帰る準備をしてまた歩く
また帰りもわこちゃんが
たくみくんのリュック、水筒を持ってあげている
私「来るとき2つも持って重たかったでしょう」
と聞くと
わこちゃん「大丈夫」と言い、張り切っている
しぶしぶではなく、やらされているわけでもなく
自分から持ってあげたいという気持ちで持っている

歩いていると、りょうちゃんが(うさぎ、年中)
たくみくんと手をつないでいる
りょうちゃん、自分のリュックがななめになっていようと
落ちそうになっていようと背負い直さないところがどうも気になる
りょうちゃんに聞いて見ると
「だって、たくみくんが落ちちゃうかもしれないから」
背負い直すということは、一旦手を離して直すということなので
その間に落ちちゃうかもしれないという
想像力がすごい
そこまで考えている
また、歩いているとりょうちゃんがかなり道の端を歩いている
道ではない所を歩いている
たくみくんが歩きやすい道の真ん中を歩いてもらっている
自分のことは置いといて
その子のことを思って手をつないで歩いている
ただ手をつないで歩いているだけではない

りょうちゃんがおばけの時、上の子にたくさ~んそうしてもらってきた
その経験があり今がある
そのやってもらう経験によって自分もやってあげる方になっていく
今はたくさ~んパイナップルやうさぎにやってもらいながら
大きくなっていってほしいと思う

スタッフ まなみ

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by mugihause | 2013-05-27 01:29 | ピッコロスタッフ日誌