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山梨県北杜市の森のようちえんピッコロ スタッフと保護者のブログ


by 森のようちえんピッコロ
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プレゼント

今日はひろきくんの誕生会
プレゼントを用意して座る
さやとくんは、家から手紙を書いてきた
あおちゃんは、オオバコの葉っぱを持ち
「クラゲ」(繊維の所が足みたいに見える)とみんなにも見せて説明
はるとくん(き)は、葉っぱを持ち「たこ」
まどかちゃんは、枝を持ち「椅子みたいな木」(座れるような形)
こうようくんは、小枝を持ち「むすんできゅとしたらお馬みたい」
すごい想像力だ
だいちゃんは、持ってきたはずのプレゼントが見当たらない
探しているとみんなも一緒に探す
気持ちがあたたかい
するとプレゼントはいすの後ろにあった
石を持ち「あった~ばくだんの石」
しかも、みんなに見えるよう持ちながら回る
はなちゃんは、草を持ち「指輪」「鳥の巣」
子ども達次はなんだろう?と集中して聞いている
きりゅうくんは石を持ち「しゅりけん」
しんさんは、木を持ち「ぴーっと取ったら飛んでいくやつ」
それぞれが思い、その子の気持ちの入ったプレゼント
どんどんたまっていくプレゼントがひろきくんの前に
すると、隣にいたきりゅうくんは
集めて後ろに並べて置いてあげていた

もう1つのお楽しみ
ピッコロの誕生会ではその子の好きな食べ物を
みんなで一緒に食べてお祝いしている
ひろきくんの好きなものは
「はちみつ」
スタッフがパンを焼いてきたのでつけて食べることに
まず、ひろきくんはパンを6個、自分の分を取る
これも何個と決めたわけではなく子ども達が決める

次にみんなにパンを配る
そして、そのパンにはちみつをつけたら次の人に回す
が、たれてしまう
はちみつはビンに入っている
スプーンでパンに塗って食べる
しかもパンを片手に持っている
ビンを持ちながらスプーンを持ちパンに塗るのがとても難しい
それを見たひろきくん
ビンを持っててあげた
すると、簡単に塗ることができた!
そして次の子もその次の子も持っててあげた
誕生日なのに自分はまだ食べていない
それでも何も言わず
最後の子まで配り終えるとやっと自分の食べる番に
しかし、ひろきくんも塗ることが難しいと悩んでいると
あいちゃんがさ~っと来て持っててくれた
さすが!
そこで、本を読む時間になってしまった
ひろきくんは本を読んでいる間食べ続け
あいちゃんもビンを持ち続けた
(ビンにはちみつがたれて、持っている手についたはちみつをなめながら)
あいちゃんにこっそり「なんで持ってあげているの?」
と聞くと、「坂だから」
いつも座る場所は日陰になって寒いので、場所を移動していた
座っているところは日向の芝生の坂になっている所
てっきり、好きだからとか、その人が困っているからなど出るのかと思っていたら
坂!かぁ~

とってもあたたかい誕生日だった

スタッフ まな
# by mugihause | 2011-10-28 01:05 | ピッコロスタッフ日誌

海賊の一言

森に海賊の家がある
自分たちで木を集め立てかけてあり、そこを海賊の家として遊んでいる

海賊は帽子を集めて追いかけられていた
私も取られて追いかけていた
すると、持っていった帽子を投げた
海賊の家はいつも歩いている森の道より少し外れている所にある
その下の方へ帽子は飛んでいった
取りに行こうとすると、また下の方へ投げるということを繰り返していた
どんどんいつもの道から下の方へ外れていく
みんなが見えなくなり声も聞こえなくなると
(どんどん行くのでそろそろ声をかけようかと思っていたら)
うさぎ組(年中)のかいちゃんが
「ここにいたら見えなくて、誰もいないってみんな帰っちゃうよ!行こうぜ」
と言うと、
帽子を投げていた海賊数人があっという間に登る
その一言がパイナップル組の言葉かと思うほどしっかりしたものだった
遊びに集中していたので
下に行きすぎということに気がつかないかと思っていたが
ちゃんと自分でこれ以上いくと危険なのではと判断し
みんなを連れ戻した
その一言がとても頼もしく大きく見えた

スタッフ まなみ
# by mugihause | 2011-10-27 01:23 | ピッコロスタッフ日誌

風が吹く!

今日はここちゃんの誕生日会だった。
ここちゃんの好きな食べ物(ぶどう)をみんなで「取って回して」をしていた。

ぶどうを取って食べている子
ぶどうの行方を見守っている子
じっくりと手に乗せたぶどうを見ながら、いつ食べようか考えている子
ぶどうを食べ終わったので、隣の子とおしゃべりを始める子
変な顔をしてみんなを笑わせる子
みんなが思い思いに自由にしていた。

すると、急に風がピッコロにいる私たちの間を吹き抜けていった。
森から下りてきた風。
周りの木々も揺れる。

誰かが急に
「本当に秋だー!」と言った。
すると子どもたちが立ち上がり、
クルクルクルクルクルクル!!と回りだした。


風になっている!


本当に本当に素敵すぎて、キラキラしていた。


このキラキラがたくさんあればあるほど、人として幸せだろうなぁと思った。
このキラキラが大人になっても残っていますように!

砺波志を美
# by mugihause | 2011-10-25 23:24 | ピッコロスタッフ日誌

かぼちゃん2

ピッコロで大きく育ったかぼちゃ
先週、半分を蒸してみんなでおいしくいただいた
とって~もあま~いかぼちゃ
あと半分大事にとっておいた
そのかぼちゃをどうやって食べようかみんなで考えた

かぼちゃコロッケ
かぼちゃの天ぷら
かぼちゃスープ
かぼちゃカレー
かぼちゃ蒸しパン
かぼちゃパイ

言っているだけで、もう食べたい気持ちでいっぱい!
声もだんだん大きくなる
1つしか作れないので、みんなで決めてほしいことを伝えるが
みんな自分の食べたいものにしたいので、なかなか決まらない
すると、「かぼちゃコロッケの人」とコロッケの人が何人いるかを調べだす
そして「自分の食べたいものに決めた人はその人数も覚えておいてね」
と一言
結果、
スープ 9人
カレー 1人
コロッケ 3人
天ぷら 1人
蒸しパン 6人
パイ 0人

「じゃ、スープは?」
「9人!」
「カレーは?」
「1人!」
「コロッケは?」
「3人!」
と続き・・・・
全部合っていた!!
よく忘れてしまわずに覚えている!!!

そこからどうするのだろう?と思っていたら
こうようくん「いつも森や川を決めるときに多い方に行っているよね」
森か川に行くときに多い方に行っていることを言った
一番多いほうに決める?という提案
その言い方がやさしい
最初、人数を数えるときに一番多い方に決めようという話はなかった
一般的に多数決で決めるということが多いと思うが、ピッコロではまず話し合う
しかし、スープの人数が多いからスープにしようということにはならない
どうしようか・・・?と時間が流れる中
「だいちゃん、かぼちゃカレーがいい!!」
おばけ組のだいちゃん、みんなの前ではっきり言える

すると、きりゅうくんが急に
「スープ、10超えてるくらいおいしかったよ。
食べたことないなら食べたらおいしいよ~」
その言葉に誘われ
次々に「スープにした!」
「スープにする!」
「だいちゃんも!」
(今まであんなにかぼちゃカレーがいいって言っていたのに・・・)
「どうして?」
「しょうがないから~」(笑いながら)
動いた~!
そしてみんなが納得する

こうやって「かぼちゃのスープ」に決定!!!
そのかぼちゃのスープの味は・・・
ぜひ子ども達に聞いてみてね~
おかわりしたかった子(残念ながら1人1杯)
温めないで冷たいスープで味わった子
スープが鍋になくなり、
底についたスープを手ですくって食べていた子

かぼちゃん
おいしい時間をありがとう!

スタッフ まなみ
# by mugihause | 2011-10-20 23:56 | ピッコロスタッフ日誌

かぼちゃん

ピッコロの畑で育てられてきたかぼちゃを食べる
先月に収穫しておいたかぼちゃん
いよいよ味をみることに!!
その前に
まさか、虫が入っていないだろうか?と先生、スタッフで話していた
前に家で何気なく切ったらうじゃうじゃ~っと出てきてびっくりした話
それを子ども達に見せるかどうか
「そのまま見せましょう」
「そして虫がいても食べましょう~」
それがピッコロ
さっそく切ることに
緊張~
すると、いた~~!!!
もぞもぞと動いている
時間がとまる
すると子ども達から
「虫がいる~」
「ちょうだ~い~」
と、取り合っている
虫を取り合う、どこからか入れ物を持ってきて入れている
ぴょんぴょんはねている
普段から虫に親しんでいる(?)からなのか
どういうことなのか
気持ち悪い~食べない~という子がいなかった
それにびっくりした!!
私が家で開けたときはびっくりしすぎて、
そのまま捨ててしまったこともあったが
子ども達にはそれがなかった

そこで「虫はどこからきたんだろうね?」と聞くと
「かぼちゃの中にいたんだよ」
「最初からいたんだよ」
最初から?と思っていると、はるとくん(お)が
「植えるとき、たねの中にいたんだよ」
たねの中にいた!!
しかも植えるときから!!
想像できるってすごい

そして種だけを集めているきりゅうくん
何も言ってないのに洗ってきれいにしている
それをどうするの?と聞くと
「売る」
売る???
「たねを売る。そうするとかぼちゃが出来る」と言った
大人だと売ったお金で何かを買うということを考えるが
その買った人がたねを植えてかぼちゃができ、
食べることができることができて、うれしいということ
その人のことを考えた
本当にすごすぎる~

今日は白飯の日
ご飯だけを家から持ってきて、ピッコロでカレーを作って食べる日
そのカレーをぐつぐつ煮ている鍋の上に蒸し器をセット
一石二鳥~
蒸しあがりさましておく
大きな鍋いっぱい作ったカレーを全部食べて
いよいよかぼちゃん登場!!
各自スプーンを持ってきて、食べる準備はばっちり!
大きく切ったかぼちゃんをお皿に入れて
スプーンですくって先生が一口食べる
「うわ~!!!」「あ~!!!」
と大騒ぎ
そして食べたら次の人に渡していく
と~ってもと~っても甘くておいしい!!
早く食べたくてのぞいている子
は~やく♪は~やく♪と振り付きのりのりで歌っちゃう子
おいしくて口をおさえている子
おいしすぎて飛び跳ねちゃう子
それぞれでおもしろい
おいしいおいしいかぼちゃん
いただきました♪
ありがとう~

スタッフ まなみ
# by mugihause | 2011-10-14 01:37 | ピッコロスタッフ日誌